2ヵ月ぶりの健介オフィス

 昨日は2ヵ月ぶりに埼玉・吉川の健介オフィスに行ってきた。全日本の8・26両国と9・1ディファ有明における自主興行第2弾に向けての公開練習ということで、健介と勝彦がそれぞれに新技を披露。
 健介は、ドラゴン・スープレックスとタイガー・スープレッスをミックスした形で後方にパワースラム気味に投げるキング・バスター、鈴木みのるのサブミッションに対抗するべくストラングル・ホールドZを公開。新しいストラングル・ホールドは左足で相手の左腕と首を巻き込み、右腕はアームロックで絞り上げ、さらに右膝を相手の腰に押しつけて固定するから、相手は逃げられない。まあ、文字で読むとよくわからないだろうから、今日のスポーツ新聞で写真を見てください。実験台になった勝彦は、
「投げ技の方は投げられている時に自分がどういう状態になっているかわからないですね。それで気付くと頭から真っ逆さまに叩きつけられる。首がヤバイですよ。一応、厚いマットを敷いていましけど、あれが普通のリングだったら、今ここにボクはいませんよ(苦笑)。サブミッションの方は動けないですね。で、足で頚動脈を締められているので、落ちちゃいますよ。落とす技はスリーパーだけじゃないんですね」
 とのこと。健介オフィスのレスラーは健介と勝彦だけだから、勝彦が実験台になるしかないのだ。
 その勝彦はR15(ジャンピング・スピンキック)の進化形のデス・ロールを披露。これまでは当てるだけのキックだったが、進化形は相手の首を巻き込むように蹴るというもの。9・1ディファでデビューする山口竜志にサンドバッグを持たせたり、グローブをつけさせたりしてタイミングを研究していた。
「デス・ロールっていうのは、ワニが獲物を捕らえた時に、その獲物が死ぬまで噛みついたまま回転するんですよ。それをイメージしました。偶然、テレビで観たんです。普段、テレビはあんまり観ないんですけど、たまに観るといいことありますね(笑)」
 健介オフィス生え抜き第1号となる山口竜志はマサ斎藤直伝のバックドロップを公開した。183センチ、110キロのガッチリした体格は、とても新人とは思えない。いかにも健介の弟子といった感じだ。
 健介は新日本時代と変わらず厳しい。普段は優しくても、練習となると半端じゃない。今、朝青龍問題で朝青龍と高砂親方の関係が取り沙汰されているが、健介オフィスの師弟関係はピシッとしていて気持ちがいい。
「俺は厳しいですよ。でもね、あいつら可愛いから厳しいんです。どうでもいい奴らだったら、叱りませんよ。ウチには心のいい人間しかいませんよ。気持ちのいい人間たちと一緒に頑張っていくのが、ウチの理想なんです」
 と、健介。フリーになってから、怖い顔よりも笑顔の方が多くなった健介だが、その根っこは変わっていない。

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