3年の月日

 DDT8・5後楽園大会では、私が期待していた諸橋晴也のKO-D無差別級王座戴冠は成らなかった。だが、サプライズがあった。04年9月にDDTからアパッチプロレス軍に移籍した佐々木貴が8月26日のディファ有明で3年ぶりにDDTマットに上がることが決定、それをアピールするために来場したのだ。
 佐々木は97年春から約7年半、DDTでファイトしていた。だが、冬木のWEWに出るようになり、大日本の伊東竜二がDDTに上がるようになってから「DDTにいたら井の中の蛙」「外に出たい!」という気持ちが抑えられなくなり、DDTを去った。そこには「どの団体に上がるにしてもメインを張れる選手になろう。DDTでメインを張っていて、他団体で第1試合だったら意味がない」というプライドがあった。だから大日本に上がるようになってからはメインを張るためにデスマッチにも進出し、今や頂点のBJWデスマッチ・ヘビー級王者に君臨している。
 一応、円満退団ということだったが、やはり佐々木と高木三四郎の間には溝があったようだ。だが、今回の3年ぶりの参戦は、佐々木にしてみれば「DDTを出てから自分を確立した」という自負があるからだろうし、高木もそんな佐々木を認めたからだろう。
 8・26ディファ有明のカードは佐々木貴&HARASHIMA&諸橋晴也とハワイ軍のKoo&プリンス・トーゴー&アントーニオ“ザ・ドラゴン”本多。
「3年ぶりのDDT、俺が全部持っていく!」と言う佐々木に対して、かつて教えを受けたHARASIMAは言った。「あの人がいない3年間、何をやってきたのか見せつけてやります。佐々木さんには負けませんよ!」
 ここで「何で?」と突っ込みを入れたかったが、その前に決めゼリフが出てしまった。
「それは…鍛えてるからだーっ!」
 ううっ、残念!実は私同様に突っ込みを入れたかったサムライの三田さん、週プロの鈴木彩乃ちゃんも悔しがっておりました。そう、HARASHIMAが何か言った後に「何で?」と突っ込みを入れると必ず「何でかって? それは鍛えてるからだーっ!」というハイテンションな決めセリフが出るので、マイク・パフォーマンスの時はみんなで突っ込んであげましょう(これ、DDTファンの間では常識)。
 まあ、それはともかくとして8・26ディファ有明では、それぞれの3年間のドラマが見られるはず。ただ、残念ながら、私はディファに行けない。何でかって? それは両国で全日本PPVの解説があるからだーっ!

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