注目は諸橋とヌル・ブラ!

 今年に入ってからDDTの後楽園は欠かさず見ていたが、それも5月4日大会でストップ。以後は仕事のスケジュールや何やらで、会場に足を運ぶ機会がなかった。DDTは流れが速い団体。KO-D無差別級王者はHARASHIMAからKooに交代してしまったし、ドリアン澤田JULIEも正義の改造蛇人間ジャカイダーになってしまった。ちょっと目を離すとついていけなくなってしまうのだ。
 ということで昨日は新木場大会へ。KO-D無差別級選手権次期挑戦者決定リーグ戦の最終日だ。まず男色ディーノと矢郷良明の殺人WARスペシャルVS殺人コブラツイストは、ディーノが裏WARスペシャル…というよりも矢郷を抱きすくめて舐め回して勝利。ウーン…ある意味、DDTテイスト!
 メインに据えられた前王者HARASHIMAと諸橋晴也の公式戦は、HARASHIMAの左足攻めと諸橋の腰攻めというシビアな展開の。20分フルタイムの好勝負だった。結果、リーグ戦はディーノ、HARASHIMA、諸橋が同率首位。普通なら、ここで優勝決定戦が行なわれるところだが、8・5後楽園でのタイトルマッチは王者Kooと3人の4WAYマッチに。
 これはこれで面白いと思う。私の注目は諸橋だ。諸橋はこれまでKO-Dタッグ、アイアンマンのベルトは手にしているものの、KO-D無差別級には挑戦すらしていない。あの折原が主宰していたメビウスの出身で、純粋にテクニックで勝負するタイプ。実力はあってもDDTのカラーやファンのニーズを考えると、団体としてもトップとして押しにくい選手だろう。だが、今回はリーグ戦の結果であり、堂々とメインに起用することができる。
「本当の一番をみんなにわからせたいですね。結果を残すだけです。小さい体だけど“こいつは強い!”というレスラーになりたいです。その意味では、大型のKooは絶好の獲物です」
 と、諸橋。様々なお楽しみがある中で、この諸橋、そして最近では「鍛えているからだー!」のハイテンションな決めゼリフがすっかり定着したHARASHIMAの存在は貴重だと思う。
 そして真逆なタイプとして私が注目しているのは中澤マイケル&松永智充のヌルヌル・ブラザーズ。大晦日の秋山成勲のヌルヌル事件をヒントに、体中にローションを塗りたくって「ヌルヌルこそ最強だ!」と売り出して4月のKO-Dタッグ王者になって未だにベルトを堅持。コンビ結成当初は、その変態的なパフォーマンスに観客もドン引きだったが、ヌルヌルを利用したあの手この手の狡猾なファイトで、今や人気上昇中(?)。ヌルヌルだけじゃなくて、着実に実力を上げてきていることにも好感が持てる。昨日は高木三四郎&NOSAWA論外相手に防衛、8・5後楽園では高木&矢郷とのハードコア・ロッカールーム棺桶マッチでの防衛戦があるが、何とか8・11新木場のユニオン興行までベルトを守ってほしい。
 なぜかって? もしベルトを持ち続けていたら、8・11では吉田万里子&チェリーの挑戦を受けるのだ。ヌル・ブラと実力者・吉田のセンスが問われる大一番だぞ!

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