グレート小鹿社長

 一昨日の大日本プロレス後楽園大会でグレート小鹿社長と久々に話をした。小鹿さんはここ数年、仙台でちゃんこ屋さんに専念していたため、とんとご無沙汰。04年9月に日本スポーツ出版社を退社した後、大日本の会場に挨拶に行った時も会えずじまいだったのだ。
 小鹿さんとの出会いはハッキリ言って最悪だった。それは1980年。ゴングのスタッフになって会場に出入りするようになったが、ある全日本の大会で控室に行った時のこと、
「ダメ、ダメ!ファンは入ってきちゃダメなんだよ!」
 と、小鹿さんの怒声が。当時18歳だった私はファンに間違われてしまったのである。だが、その後は優しくしてくれた。地方巡業中にホテルのロビーで馬場さん、小鹿さんと缶ビールを飲みながら夜中まで話をしたこともあった。
 それにしても昔のレスラーは大きい。65歳になった小鹿さんだが、185センチのがっしりした体格。体重は今でも93キロあるという。
「今年で大日本プロレスも13年。15周年には両国に進出してみたいねー!」
 と、相変わらず血気盛んだ。
 今、大日本は本当に充実している。この後楽園のメインは佐々木&宮本VS伊東&アブコバの蛍光灯デスマッチだったが、デスマッチ以外の試合も内容が濃い。関本とマンモスの真っ向勝負はヘビー級の迫力に満ちているし、地味ながら井上勝正の成長も著しい。ルチャ的な試合もあれば、オーソドックスな試合もあるし、お笑いもある。大会としてバランスが取れているのだ。他団体ながら宮本裕向という新たなデスマッチ・ファイターが誕生し、7月からは宮本のデスマッチ七番勝負が始まる。何より、全選手がピュアにプロレスに取り組んでいるのがわかる。
 2年後、大日本が両国に進出してもおかしくない。あとは今の勢いを持続させることと、その面白さをいかに広く浸透させるかである。

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