ミラノのスーパージュニアVは必然!

 今年の新日本プロレス『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアⅩⅣ』はミラノ・コレクションA.T.が優勝した。サムライTVの優勝者予想で、私の予想が的中したのだ!
 と、別に偉そうに書くことではない。ハッキリ言ってジュニアの大会は、その日のコンディション、一瞬の機転が勝敗を分けるから予想は難しい。私がミラノを推したのは引き出しの多さと、これからの新日本ジュニアに期待を込めての2点だった。本当なら外道、サムライが順当だと思ったが、どうせなら若い人間に優勝してもらいたいという願望がある。そうなるとミラノか田口。経験値でミラノを推した次第だ。
 メキシコでルチャを学び、一昨年の4月にはフリーになってテキサス州サンアントニオに渡ってTWAでアメリカのオールド・スクール・スタイルを学んだ。昨年夏の終わりから新日本に上がったが、当初は蝶野のパートナーとしてヘビー級でやりながら、ちゃんと自分のキャラを発揮していたのだから大したものだ。
 昨年10月、ミラノにインタビューした時にこんなことを言っていた。
「新日本のスタイルって、ホントにストロング・スタイルが確立されていて、それは純粋なプロレスとはちょっと違うなって思うんですよね。メキシコ、アメリカ、いろいろ他の団体…全日本も上がらせてもらったりして、ストロング・スタイルはスタイル。純プロレス・スタイルではないんですよね。そう思うんです。あくまでも新日本のスタイルです。僕はそれを引き出しのひとつにしようとしているだけで“ストロング・スタイルのミラノ”になろうとしているわけじゃないんです」
 新日本ストロング・スタイルを、あくまでもひとつのスタイルとして考え、自分の中に取り込んでしまおうという視野の広さには感心したし、実際にそうあるべきだと思った。こういう考え方の持ち主が伸びないわけがない。
 次はG1。ここでもウェートの壁を“培った引き出し”で乗り越えてほしい。期待しているよ、ミラノ!
P.S. 昨日の『天龍敗戦』について様々なコメントが寄せられていた。みんな、ショックを受けて釈然としていないようだ。でも、その一方では天龍を信じたいという気持ちも持っているように思う。20年以上、天龍番をやってきた私が知っている天龍源一郎はブレない人。だから「点として見ないで、線として見ようではないか」と言いたい。今の時点でHGに負けたという1点だけを捉えたら、何も見えてこないと思う。これからの流れを見ることによって、今回の敗戦の意味が見えてくると思うのだ。

「ミラノのスーパージュニアVは必然!」への1件のフィードバック

  1. ミラノって素晴らしい選手ですね。自分のキャラは変えずに更に新たな自分のスタイルを新日本の中で模索していく。新日本がミラノを受け入れられるのか?ミラノが新日本で自分を発揮できるか?その視点でミラノを観続けてきましたがスーパージュニア優勝、会場の盛り上がりが一つの答えでしょう。
    G1でもミラノらしさを発揮して存在感を出して欲しいですね、流石に優勝は無いと思うけど・・・

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