ジ・ウインガー

 昨日は新木場のアパッチ興行へ。4月からアパッチにハマっていて皆勤賞だ。なぜハマるか? それはプロレスの様々な要素が取り込まれているからである。若手のイキイキとしたファイトから、金村のハードヒッティングかつ、お笑いもある独特のスタイル、マンモス佐々木と関本大介のパワー真っ向勝負、そしてデスマッチ。昨日はNEO提供マッチとして宮崎VS松尾の女子プロの試合もあった。
 そしてドラマもある。昨日は真壁が保持するWEW王座への次期挑戦者査定試合として金村&関本VS黒田&マンモスが行なわれ、30分時間切れ。次回6・10新木場では時間無制限でマンモス&佐々木VS金村&黒田が行なわれ、フォールを取った選手が挑戦権を得ることになった。このタッグマッチは世代闘争的な意味合いも強い。今が旬のマンモス&黒田が勝つか、「俺らはFMWが倒産してからも突っ走ってきた!」と自負する金村&黒田か? これは見ものだ。
 アパッチのもうひとつの流れはデスマッチを否定するGENTAROと、葛西、佐々木貴のイデオロギー闘争。昨日は3WAYマッチが行なわれ、貴軍団のウインガーがGENTAROに寝返るという新たな展開が生まれている。
 大会終了後、ウインガーこと岡野と久しぶりに話をした。
 岡野は学習院卒なのにW★INGでプロレス・デビューした変り種。その後、IWAジャパン、大日本に移ってフリーになり、最近は大日本、アパッチに上がって、自主興行もやっている。大日本時代にはデスマッチで右目の視力を失うというアクシデントにも見舞われた。
「普通のプロレスにしてもデスマッチにしても…エスカレートし過ぎてますよね、今は。じゃあ、この先、どうなっちゃうのか? 大技を乱発したり、危険なことばかりを追求しなくても、お客さんを満足させられるのが本当のプロの技術だと思う。だから基本に立ち返ろうと…」
 と、岡野。若い頃は線が細いファイターだったが、今では15年選手になってインディーの中でも重鎮の部類。心にゆとりを持ってプロレスを追求しようという姿勢に“大人”を感じた。

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