ロッキー・ザ・ファイナル

 パンパカパンパカパンパカパン!(これ、冒頭のファンファーレのつもり)
昨日、ようやく『ロッキー・ザ・ファイナル』を観に行くことができた。ロッキー・シリーズは、ゴッド・ファーザー・シリーズと並んで私の大好きな映画。1の日本公開は1977年だから、高校1年の頃。当時、家庭環境の激変で精神状態が良くなかった私にとって、ロッキーは気持ちを鼓舞してくれる映画だった。
 1では夢も希望もない落ちぶれたボクサーがエイドリアンという女性と知り合い、自分がろくでなしではないことを証明するために世界王者アポロ相手に15Rを戦い抜くというもの。簡単にロッキーに勝たせないところがよかったし、当時の私には「自分に強い気持ちがあれば、それまでの人生をリセットしてやり直せるんだ」というメッセージに思えた。2では愛する者のために戦うことの大切さを教えられ、3では忘れかけた原点を思い出すことを気付かされた。で、4と5はちょっと…。
 ということで期待と不安を抱えて映画館へ。1から数えて30年…大スクリーンで見るロッキー・バルボアは明らかに老けていた。ストーリー的には過去の回想シーンが随所にあってノスタルジックな気持ちにさせてもらったが、その一方では「懐古的な部分が鼻につくなあ」という斜に構えた気持ちも。ただ、スタローンが描きたかったのは、そういう過去に埋没するのではなく、今現在の自分を直視して前進していくことの大切さだというのが観終えた後にわかった。
 年を取ったからって人生が楽になるわけではない。そして肉体的に衰えても、そこには若い人間にはない経験が上積みされている。年を取ったからといってチャレンジをやめてしまったら、それまでである。
 考えてみれば、私もこの業界では「重鎮」とか「ベテラン」と呼ばれることがあるが、イコール年寄り扱いのようで違和感を覚える。確かに周りを見渡すと、キャリア的には上の部類に入るが、まだ45歳…現役バリバリのつもりでいる。自分自身では、20歳以上も若い記者と現場にいても全然違和感がない。私が本当に力を発揮するのは、キャリアを積んだこれからなのだ。そうだよね?ロッキー・バルボア!

「ロッキー・ザ・ファイナル」への1件のフィードバック

  1. 小佐野さんはベテランだと思います。でもまだまだいけますお若いです!そのお若い感覚、目線で私の知らない頃のプロレス、これからのプロレスを解りやすい小佐野さんの言葉で沢山伝えて行ってください。いつも楽しみにしてますので!そしてこれからも☆

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