新日本の熱

 昨日の新日本・後楽園も2日同様に2005人の超満員。昨年秋あたりから興行数が多いこともあって後楽園ホールで苦戦が続いていた新日本だが、かつての熱気が戻ってきた。
 とにかく会場の雰囲気がいい。お客さんが出来上がっていて、熱いのだ。そのひとつの要因として、本隊、ブラック、GBHの抗争の図式が鮮明になって、それぞれの試合にテーマがあること。ジュニアも従来の本隊とCTUに加え、本隊の中にサムライ・ジムができて、新たな流れになってきている。
 さて、昨日の試合だが、タッグながら裕次郎がライガーを、デヴィットが金本から殊勲の星を挙げ、真壁が真輔を再度撃破して「てめえら、見たか!? これが現実だよ。次のIWGPは、この俺だ!」とIWGP挑戦に名乗りを上げるなど、スリリングな展開。メインのIWGPタッグ戦は永田&飯塚の王座奪取はならなかったものの、いい試合だった。バーナード&トムコという大型ガイジンも新日本マットに厚みを加えている。
 現在、頂点に立つ永田は「たかが後楽園ぐらいで満足するなと言われるかもしれないけど、確実に熱が高まってきている。これがドンドン波及していけばいいんじゃないですか? 改めて、これまでの棚橋の頑張りも感じますよ。夢は…再び東京ドームにIWGP王者として立つことです」と言う。
 会場の器を考えれば、かつての隆盛を考えれば、確かにたかが後楽園ホール。されど後楽園ホールだ。かつて全日本が長州らジャパン・プロレス勢の大量離脱でピンチに陥った時、レボリューションをスタートさせた天龍は「当面の目標は後楽園ホールを超満員にすること」と言った。そして地方でも手を抜かない全身全霊のファイトで、いつの間にか後楽園ホールも日本武道館も超満員記録が続くようになった。そう、まずは後楽園ホールから。今が大事な時だ。

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