棚橋弘至の第2章

“エンターテインメント性を強調した魅せるプロレス”をコンセプトに昨年5月13日に新宿FACEでスタートした『レッスルランド』は昨日の第9回大会で1年を迎えた。
 昨日のメインは棚橋、中西、TARUによる現場監督の権利を巡っての3WAYラダーマッチ。中西が勝利して『レッスルランド』を『中西ランド』にすることを宣言した。エースが棚橋から中西に交代した形だ。
 試合後、棚橋は言った。
「中西さんの気持ちが勝っていたということです。エースを任されながら、大して喋れず、試合もウケず、悔しいです。IWGPのベルトを失って、『レッスルランド』も『中西ランド』に変わって…心も体もオーバーヒートしました。会社に伝えてあったんですが、明日、膝の精密検査を受けます。明日以降の試合のスケジュールは白紙ですね。『中西ランド』に対しては拍手を贈りたいです」
 棚橋は右膝内側靱帯を損傷していて、とりあえず今日と明日の後楽園大会は欠場。その後は精密検査の結果次第となる。
 この1年、棚橋は本当に頑張ってきた。選手の離脱などグラついた新日本にあって、『レッスルランド』のエースとして新たなファン層の開拓、そしてIWGP王者として新日本を牽引することを期待された。棚橋の頑張りがなかったら、新日本は本当にヤバかっただろう。心も体もパンクしても不思議ではない。
 だが、この1年で棚橋は強靭になった。すべてを失ったここからが第2章の始まりである。重圧から解放されて心をリフレッシュし、体を治した後に本当の棚橋の魅力が見えてくるはずだ。

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