オフの土曜日

昨日は2月初旬のコタキナバル旅行以来の完全オフ日。まずは京橋の『深町』でおいしい天ぷらを食べ、その後に六本木の国立新美術館へ。『異邦人たちのパリ1900-2005 ボンビドー・センター所蔵作品展』を見学したが、こんなにも多くの作品を一度に展示されると頭がバクハツしそう。そそくさと逃げ出して乃木坂から六本木へ。
 新日本、全日本の事務所が移転してから六本木に来ることはなくなったなあと思いながらプラプラ。全日本の事務所があったインターナショナルビルは健在だったが、道の反対側の旧防衛庁跡地には六本木ミッドタウンがドドン! でも、ちっちゃいタバコ屋さんやドラムカン・ラーメンなどが残っているのは懐かしかった。新日本事務所があった辺りは、これまた六本木ヒルズがドドン! どこもかしこも、こんな景観になってしまったら風情がなくてつまらないなあ。
 そしてバスに乗って渋谷へ。途中、新日本の事務所があった南青山6丁目の井植ビル(もう名前は変わっているかも)を目撃。1階の喫茶店『MIO』は、まだやっているようだった。この店ではファンクラブ時代に凱旋帰国したグラン浜田にインタビューし、一緒にインベーダーゲームをやった記憶がある。浜田さんの凱旋帰国は79年だったから…もう28年も前か! 当時、私は高校2年生。3年生になる直前の春だった。
 などと“旧跡”も訪ねたりしての休日。これまで土曜日に仕事をしないことなど有り得なかったから、結構、新鮮な1日でありました。
 PS.コメントにゴング休刊に関する温かい書き込みをありがとうございました。今の私はというと、週刊ゴングがメインの仕事だったことは事実ですが、この2年3ヵ月のフリーとしての活動で仕事の幅が広がっていて、しばらくは少しのんびりしながら、そうした仕事を従来通りにやっていこうと思っています。早急に何か新しいことを始めようとバタバタするつもりはありません。
 92年6月にSWSが解散する時に最終試合が阿修羅・原さんの故郷・長崎になって、そのことを天龍さんに聞くと「どこであっても、そこにリングがあってお客さんがいれば、レスラーにとっては故郷だよ」という答えが返ってきました。
 今の私も同じ気持ちです。「そこに書く媒体があって、読んでくれる人がいれば、どこであっても故郷」。そういうつもりで今後の仕事をしていきます。現段階では日本スポーツ出版社及び週刊ゴングがどうなっていくのかはわかりませんが…何がどうなっても“私は私!”と思っています。健全な形で週刊ゴングが復刊され、その時の編集部が私を必要としてくれれば、そこにいるでしょうが…。
 この27年間、もしも私の記事でプロレスが好きになったり、元気づけられた人がいたとしたら幸いです。改めて御礼を申し上げます。そして、これからもよろしくお願いします。

「オフの土曜日」への2件のフィードバック

  1. 小佐野さんの仕事への真摯な態度には
    同じ社会人として実に見習うべきものだと思っています。
    混迷するプロレス界、そしてマスコミを鑑みるに
    今こそ小佐野さんのような人材が柱になるべきではないかと・・・
    そう願うところですが、それは勝手な願望ですね。
    ただ、できれば、また”紙”で小佐野さんのテクストを
    読みたいです。応援しております。

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