イキイキ真壁

 昨日は後楽園ホールで『LOCK UP』興行。メインは真壁にマンモス佐々木が挑戦した金網デスマッチだが、真壁が本当にイキイキしていた。金網デスマッチは難しい。金網を使うことばかりにとらわれると、試合が単調になってつまらなくなってしまう。ところが真壁は攻撃の間合いといい、お客の挑発の仕方といい、実に巧かった。私は花道のソデから本間朋晃と一緒に試合を見ていたが、本間も感心していた。
 私にとって真壁といえば、同期もいない孤独な若手時代の印象が強い。私が真壁と初めて喋ったのは長州の付人をやっていた頃。ある地方での試合後に長州に話を聞こうと思って控室に行ったら「すみません、入れません」と立ち塞がった真壁。奥から「真壁、いいから!小佐野、入れよ」と長州の大声が飛んできて、真壁はバツが悪そうだった。そこから話をするようになったのだ。
 その後に棚橋、柴田、井上らが入ってきたときには「やってきたことが違いますよ。あいつらには絶対に負けないから」と言っていたっけ。とにかく負けん気の強い若者だった。
 そして今、WEWのチャンピオン。冬木さんをルーツとするインディーのベルトだが、真壁はこのベルトを誇りに思い、そして価値を高めようとしている。アパッチのリングでも伸び伸びとファイトしている。そんな姿を清々しく思った。
 この日、もうひとつ嬉しかったのは、リキプロの和田城功が2年半ぶりにカムバックしたこと。デビュー当初から怪我が多く、ここ最近はリキプロの料理長のイメージが強かったが、よくぞ諦めずに復帰まで漕ぎ着けたものだ。体もシェイプされ、いかに練習を積んできたかがわかった。とりあえず、おめでとう!

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