祝!大塚武生40歳

 昨日は大日本プロレスの今年最後の首都圏大会となったお台場のファイヤー・デスマッチを取材に行った。会場に行くと、みんなに「珍しいですね!どうしたんですか?」と言われて、私が来たことで雨が降ったらどうしようかと思ったものだ。
 さて、ファイヤーマッチはデスマッチの中で最も難しいもの。第一に天候に左右されるし、見た目が派手だから攻防が死んでしまうケースも多い。また、火は蛍光灯とは違って自由に扱えない。ましてやトリオ3組の3WAYスタイルだから試合が散漫になってしまうリスクも大きい。
 案の定、最初のうちはどこを見ていいのやら、という試合になってしまったが、最後はキッチリと決めるあたりが、デスマッチの達人揃いの大日本プロレス。特にメンズ・テイオーは火の輪くぐりのトペ、フィニッシュもMASADAを炎の上へのミラクル・エクスタシーを決めて、ベテランのセンスと味を見せてくれた。
 テイオーは前日が40歳の誕生日。ウーン、時の流れのを痛感させられる事実だ、これは。というのもテイオーこと大塚武生クンは彼がテリー・フ○ックのリングネームで学生プロレスをやっていた時代から知っているからだ。
 彼の学生時代のファイトは素晴らしかった。普通、素人がプロレスをやると大技を使いたがるものだが、彼は利に適った試合の組み立てを重視し、大技はここ一番しか使わなかった。それでも見ている人を引き込むのだから本物。大学4年生の時には全日本プロレスでアルバイトをしていた。また、プロレスの基本を馬場さんから教わっている。
「あの野郎、プロになりやがって。プロにならないと思ったから教えたのになあ」と、馬場さんは苦笑いしていたっけ。とにかく大塚クンは学生プロレス出身のプロレスラーのハシリなのだ。KAIENTAIとしてWWFにも行ったし、大したものである。
 葛西に「大塚さん、来年もファイヤーやりましょう!」と言われて腰が引けていたテイオーだが、まだまだ大丈夫。さらなる活躍に期待してるよ!

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