武藤の反省

 今日は昼12時から後楽園ホールで行なわれた全日本のテレビ解説、その後に5時から横浜アリーナのハッスル・マニアと気忙しい1日だった。ハッスル・マニアについては明日、書くことにして、まずは全日本の最強タッグだ。
 19日の開幕戦は超満員の入りだったものの、試合後の観客のボルテージは今ひとつだった。メインのテンコジVS諏訪魔&ロージーが時間切れに終わってしまったからだ。それもガンガンやり合う30分というよりは、中途半端な感じでの時間切れだから観客が不完全燃焼になるのも当然。
 大会終了後、たまたま武藤社長とトイレで連れション状態になった。武藤は試合を「作品」と捉えているから、勝敗よりもむしろ内容を気にするタチだ。
「何かさあ、メインの観客の沸きがイマイチだったみたいだけど、良くなかったの?」
「時間切れは仕方ないにしても、何か両チーム共に今一歩、踏み込めない感じだったから、お客さんが不満を持ったと思いますよ」
「そうか…。天山と諏訪魔、ロージーは初めてだったし、そこで行けない部分があったのかもしれねぇな。やっぱさ、プロレスは魔物だよ。プロレスは難しいよねえ」
 そんな会話があっての今日の大会。目玉は武藤&川田VSテンコジだった。普通に考えるなら、この試合こそ時間切れ引分けと見るのが妥当なところ。ところが武藤はあくまでも勝負をかけた。試合タイム、実に29分29秒。それも自らの膝にリスクがかかるムーンサルト・プレスで天山を強引にフォールしたのだ。これが武藤敬司の心意気である。

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