鈴木みのるの魅力

昨日はTAJIRIについて書いたが、今日は鈴木みのるだ。鈴木とは福岡大会の翌日の10月30日、福岡空港でバッタリ会った。前夜、ロージー相手に三冠王座を防衛したが、投げっぱなしのパワーボム(というよりはパイルドライバー)で脳天からキャンバスに突っ込んでしまっただけにダメージが大きそう。「首が回らないよ。アバラも痛いし…」と苦笑いだ。
「三冠のベルト? 俺のオモチャ。三冠王者の鈴木みのるじゃなくて、鈴木みのるが三冠のベルトっていうオモチャを持ったんだよ」「面倒臭ぇなあ。また、俺のところにベルトが戻ってきちまったよ。荷物が増えるんだよ」などと言って、ベルトをブンブン振り回したりする鈴木だが、実は三冠への思い入れ、先人たちへのリスペクトの気持ちは強い。全日本では新たに1本のベルトを作る方向だが、鈴木はこれに対しては反対。
「俺がベルトを持って戦いのど真ん中にいることで、初代のチャンピオンも喜んでいると思うよ。初代って…三冠の初代じゃないよ。それぞれのベルトを巻いた人たちのことだ。全日本がベルトをどうこうしようっていうなら、俺から力で取ってから言ってくれ。チャンピオンは俺なんだ!」
 と、昔からの全日本ファンだったら喜びそうなことを言ってくれる。
そして、鈴木は三冠戦で、同日に行なわれていたノアの武道館、新日本の神戸、大日本の札幌とも勝負していた。これは団体を背負うチャンピオンの自覚と同じ。鈴木みのるは紛れもなく全日本のエースである。
だが、本人のスタンスは「俺は遊びに来てんじゃねぇぞ。助っ人でもねぇ。俺は全日本プロレスに喧嘩を売りに来てるんだ!」。そんな鈴木みのるは魅力的だ。

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