天龍とフジイの師弟関係

 昨日のドラゴンゲート後楽園はCIMAとGammaのコスチュームチェンジ・マッチ、メインでは戸澤塾の旗持ちオヤジが宍戸幸之の本名を明かしてメインで一夜限り(?)のファイトをやってのけるなど、見る者を飽きさせない大会だった。
 だが、そんな中でも一番インパクトがあったのは天龍とドン・フジイの龍魂十番勝負。かつて勤めていた会社の社長に思い切りグーパンチを見舞っていくのだから、フジイはいい根性をしている。そんなフジイを天龍は髪を鷲掴みにしてのグーパンチでKO。
「反則だけど、相手にギャフンと言わせなきゃいけない時がある」
とは天龍の言葉だが、そこまで天龍にやらせたことがフジイにとって大きかったと思う。
 やはり天龍にとってフジイは可愛いようだ。「そんな小さい体じゃ、プロレスラーになっても苦労するだけだから」と、レスラー志望でWARを訪れたフジイを営業部員にした天龍。だが、フジイは夢を諦めきれず、WARを退社して闘龍門の1期生としてメキシコに渡り、レスラーになった。そんなフジイを見て天龍は「フジイの考えの方が正しかった」と素直に言った。そして今回の試合で天龍は、ドラゲーの中では異色のパワー・ファイターの道を進んでいるフジイの背中を「このままのスタイルで迷わず行け!」と後押ししたのだと思う。
 さて、最後はボコボコにされたフジイだが、
「ダテに10年、相撲取りをやってたわけじゃないですからね。これくらいやられたって大丈夫ですよ。グーパンチで口の中がザクザクになっちゃって、今日は晩飯が食えそうもないですけど、酒で消毒しますから!」
 と、笑っていた。夢を諦めない男・ドン・フジイ。オッサンくさいけどカッコいいぞ!

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