2ヵ月半ぶりのレッスルランド

 昨日は7月23日のディファ有明以来、2ヵ月半ぶりに後楽園ホールでレッスルランドを見た。新日本のエンターテインメント性を特化したものというコンセプトでスタートしたレッスルランド…ハッキリ言って7・23ディファ有明では「何じゃ、こりゃ?」という感じだったが、昨日の大会は随分とこなれてきたという印象を受けた。
 まず、お客さんが楽しもうとしているのが一番。ディファではお客さんがノリ切れずに寒々とした空気が漂っていたが、昨日はお客さんが積極的に楽しもうとしていた雰囲気。リング上にしても、以前はエンターテインメントを意識するあまり、パフォーマンスばかりに力が入ってしまって本末転倒になっていたが、昨日はほどよいバランスだったと思う。試合は試合できっちりと見せてくれたのだ。もちろん全試合が良かったわけではないが、それはどんな大会でも同じ。見終わった時に「今日は面白かったな」という余韻が残ればそれでいいと思う。
 試合的にはミラノVS田口が良かった。田口はファンキー・ウェポンなるキャラで出ているが、本隊でもこのキャラをやったらいいではないか。弾けたムードが実にいい。中西も、単なる野人ではなく、ナマの人間性が見られて良かった。FMW、DDTなど、エンターテインメント路線で成功した団体に共通して言えるのは、作り込まれた中にレスラーの素の部分が垣間見られること。これから中西も本隊とは違う魅力を発揮してくれることだろう。それからブードゥー・マーダーズが初登場したが、どこでも自分たちのキャラを貫く彼らは大したもの。私のVM支持は変わらない。
 何のためにレッスルランドをやっているのか、棚橋はタイトルマッチ前日にマスクを被って試合をやっていていいのか、下ネタの是非は…など、突っ込めばいろいろなことが出てくるが、基本的にはチケットを買うお客さんがいて、そのお客さんが満足して帰ればOKというのが私の考え。理屈をこねくりまわすよりも、やっていく中で何かが見つかるだろうし、何かが生まれてくるのだろう。肩の力を抜いて見ていきたい。

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