時代は動いている

 昨日のノア日本武道館大会の主軸となったのは、紛れもなく若い力だった。それを象徴したのが26歳の丸藤のGHCヘビー級王座奪取。丸藤については水曜日更新のプロレスコラムで改めて書くつもりだが、もはや番狂わせでも何でもないと思う。8月中旬、別冊ゴングの取材でインタビューしたが、本当に彼はプロレスというもの、ノアの今後を真剣に考えていたし、昨日の試合前には飲んだ水を吐いてしまうほど緊張していたという。ベルトを獲って有頂天になるのではなく、ベルトを預かる重みを理解している若者だけに今後に期待したい。何か16年前に素顔の戻ってジャンボ鶴田に勝った時の三沢を思い出した。
 ジュニア・クラスがヘビー級のチャンピオンになってもいいではないか。スーパーヘビー級テンコ盛りのWWEでもエディ・ゲレロ、クリス・ベノワ、レイ・ミステリオがチャンピオンになっているし、KENTAだってROHでは、日本では想像がつかないほどの高い評価と人気を得ている。USAコールをした客がKENTAコールに潰されてしまったというのだから凄い話。KENTAがROHヘビー級王者になる確率もかなり高いのだ。
 さて、話は武道館に戻って…セミでは弾ける力皇&森嶋が高山を青息吐息にさせたし、久々に登場した柴田勝頼が田上にムキになって突っかかっていったのもよかった。柴田のような殺伐としたムードを持った男もノアには必要。緊張感を持ち込んでくれるだろう。
 小橋の欠場というのは大きいが、もはやノアは三沢、秋山、田上らから丸藤、KENTA、森嶋、力皇らに移行しつつある。。そして、それは自然の流れであり、健全なことだと思う。
 

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