職人に注目

 今日発売の週刊ゴングを見て頂ければおわかりだと思うが、実は先週、坂口道場でヒロ斉藤にインタビューした。ヒロちゃんは私と同い年。だが、中学を卒業して新日本に入門したから、私が高校生のファンクラブ時代にはすでにレスラーだった。実にキャリア27年! あの小さい体でやってきたのだから凄いことだ。ファンクラブ時代にはインタビューするのに藤波さんや栗栖さんを控室から呼んでもらったりしていたものだ。そして、この業界に入った当時は年上ばっかりだっただけに、同じ年齢のヒロちゃんだけが話しやすいレスラーだった。
 振り返れば、ヒロちゃんが若手時代に前座戦線にいたのは藤原さん、永源さん、荒川さん、佐山さん、小林邦昭さん、前田さん、そして5歳年上の後輩・平田さん…と、凄い人ばかり。そんな中で揉まれてメキシコ、カナダも経験しているのだから“職人”になって当然。いや、職人にならなければ、ここまで第一線でやってこれなかっただろう。
 試合の組み立てを無視した大技連発の今のプロレスに苦言を呈するヒロちゃんは、きっと8月2日の『新無我伝説』で西村相手に“ニクいファイト”を見せてくれるはず。ちょっと見ではわからない細かいテクニック、巧みな試合運びに注目しよう。

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