ウェスタン・ブーツ

 今日から仕事再開!といっても夜の『NEWS侍!』だけ。午前中は整骨院に行って体のメンテナンス、午後は部屋の整理&ウェスタン・ブーツ磨き。
 この世界に入った80年頃、私にとってウェスタン・ブーツは憧れのアメリカ・マット界の象徴だった。ザ・ファンクス、スタン・ハンセン、ディック・スレーターが履いているウェスタン・ブーツは、そのままテキサス州アマリロ、そしてアメリカの匂いだった。でも当時、日本では凄く高かったんだよね。確か7~8万。当時の私にはとても手が出る金額ではなかった。
 81年8月、自費でアメプロ観戦旅行に出た私は、ノースカロライナ州ラーレイで憧れのウェスタン・ブーツを購入。でも革が硬くって、履いたはいいけど、脱ぐのに一苦労したのを憶えている。あまりにも履きづらくて、結局は飾り物のようになってしまった。
 今日、手入れしたのは、ずっと使っているお気に入りの2足。ひとつは十何年か前にワイキキのロイヤル・ハワイアン・ショッピング・センターの『ラク・レザー』というお店で買った茶色のオーストリッチのやつ。これは足の甲の部分が凄く柔らかくて全然、疲れない。確か8万円ぐらいだったけど、店長さんいわく「これは日本で買ったら20万ぐらいはするよ!」というシロモノだ。
 もう1足は92年の1月に、当時のWWF極東支部長だった佐藤昭雄さんがカンサスで買ってきてくれた物。前の年の暮れに天龍さんのハワイ遠征があって、同行取材したが、ウェスタン・ブーツを買う時間がなくて残念がっていたところ、佐藤さんが「ウチ(カンサス)の方だったら安いから、予算を言ってくれれば、その範囲内で買ってきてやるよ」と、1月シリーズ来日の際に持ってきてくれたのだ。一見、ヘビのようだが、実はねずみの革を使ったという逸品で、これまた柔らかくて履きやすい。私は佐藤さんに「じゃあ、300ドル以内で見繕ってください」と頼んでおいたのだが、たったの120ドルだというから驚き。もう14年以上も履いている。
 この2足のブーツ…今回の冬には履く機会はなかったが、私の大切な宝物である。