カッキー引退

 昨日の後楽園ホールでカッキー(垣原賢人)が引退した。私とカッキーに接点があったのはUインターの末期→キングダム→全日本フリー参戦→新日本の期間。彼が方向性で苦悩していた時代である。キングダム時代には鈴木健取締役に頼まれて、日本武道館の控室で川田に会わせた記憶がある。
 個人的に思い入れが強いのは全日本の分裂騒動後に長井とチーム・ストロングスを結成していた時代のカッキーだ。選手層が薄い中、チーム・ストロングスと荒谷&奥村のタッグ対決が何とか全日本のひとつのウリにならないものかと京平さんを含めて考えたものだ。だが、この時代でもカッキーは怪我に悩まされていた。軽量で、体が頑丈ではないというのは、どうしようもない。結局、カッキーは膝の怪我で欠場し、そこから全日本を去った。
 昨日の引退試合。懐かしい顔触れが揃った。新日本とUインターの対抗戦がスタートした時、それに背を向けた田村潔司、宮戸優光がどういう形であれ、新日本のリングに上がったのには時代の流れを感じざるを得なかった。そして、その2人にさりげなく気を遣う蝶野…。
 最後、カッキーの笑顔は素晴らしかった。怪我と団体の崩壊やらで大変なプロレス人生だったと思うが、最後を笑顔で締めてくれたのは、見ている者にとって救いだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です