ゴング危機説!?

  昨日は新日本の両国について書こうと思っていたのだが、ゴングの追込み&スカパーのモバイル・サイトの原稿に追われて、気付いたら朝5時過ぎ。残念ながら更新できなかった。この両国については水曜日更新のプロレスコラムで改めて書きたいと思う。
 さて、このところ週刊ゴングの編集長が吉川義治氏から木幡一樹氏に交代したことが話題になっているようだ。私のBBSにも週刊ゴングの行く末を危惧する書き込みがあった。編集者の動向や編集部内の事情まで興味をもたれるとは、プロレスって本当に特殊なジャンルだなあと思う。ただ考えてみれば、私もファン時代には東スポの櫻井康雄氏、山田隆氏、ゴングの竹内宏介氏、ウォーリー山口氏に興味を持ったのは確かだ。
 プロレス・マスコミがレスラーと同じく(?)ファンに興味を持たれるようになったのはターザン山本!氏の存在が大きいと思う。私も以前は主役はレスラーであり、我々は表に出るべきではないと考えていたが、94年に週刊ゴングの編集長になった時にはターザン氏と勝負しなければならず、表面に出るようにして巻頭記事は自分の署名入りで書いていた。それは「この本に何か問題が起きたら、編集長の名において、全部自分が引き受ける!」という決意表明でもあった。
 さて、今回の週刊ゴングの編集長交代について「週刊ゴングはヤバイのでは?」という憶測もあるようだが、吉川氏が退社したのは売り上げがどうのということではなく、完全に個人の問題。私が一昨年9月に退社したのも、金沢克彦氏が昨年11月に退社したのも、個人的な問題である。会社との関わり合い方はそれぞれに異なるし、個人各々の生き方の問題というのが正しい。そして誰かが抜ければ、そのポストにふさわしいと思われる人間が新たにそこに就くというだけの話。それが会社組織というものである。
 ドメスティックな話をしてしまえば、もしヤバイとなれば、私は週刊ゴングの仕事をしていないだろう。今の私は給料ではなく、仕事に応じたギャラを貰っているわけだが、仕事をしてからギャラを貰うまではタイムラグがある。つまりヤバイとなれば、今やっている仕事のギャラを取りっぱぐれる危険性が出てくる。誰もギャラが保証されない仕事はしないだろう。会社の仕組みを知っている私が仕事を続けているということは大丈夫ということなのだ。
 とは言っても、私は退社したとはいえ、ゴングというものに愛着があるから未だにゴングの仕事をしているし、自惚れて言わせてもらえば、私がいなくなったらゴングの伝統が消えてしまうと思っているから、これからもゴングの仕事をしていくつもり。これじゃあ、答えになってないかなあ?
 心配してくれるのは嬉しいが、それよりも編集長1年生の木幡氏の頑張りを見てもらいたい。清水さんが編集人となり、私の編集長時代にデスクをやってくれた杉本喜公氏がフリーからプロデューサーとして復帰した。私も今後の週刊ゴングがどうなっていくか楽しみなのだ。ただし、私はあくまでも自由な立場を貫く。他のやりたいこともしながら、ゴング・イズムを伝承していくつもりなので、よろしく!
 
 

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