ゼロワンMAXがアチチ!

 25日=ゼロワンMAX大阪→26日=BML徳島→27日=サムライTVの3日間はさすがにきつかった。おかげでダイアリーも更新できずという有様。
 さて、ゼロワンMAX&BMLの取材はいろいろなことがあった。BMLについては明日更新のプロレスコラムで書かせてもらうとして、初めてのゼロワンMAX地方取材は楽しかった。
 とにかく気持ちがいいのは選手もフロントも明るく一生懸命で活気があること。試合について言えば、いわゆる“流す試合”がないのだ。どの選手も、いかにいい試合をしようか真剣に取り組んでいるのかわかる。スペースの都合上、ゴング誌上には載らないが、田中将斗VSGENTAROも好試合だった。先日の新日本両国では金本相手に何もさせてもらえなかったGENTAROだが、本当はいい選手。この将斗との試合では潜在能力を遺憾なく発揮して大阪のファンの拍手を浴びていた。
 Y2Pは試合をエンジョイしているし、フリー参戦の後藤達俊の表情も明るい。ゼロワンMAXの試合を見ていると、何だが元気が出てくるような気がする。
 やはりそれはリーダーの大谷のポジティブな姿勢、ピュアな熱さが大きい。大谷のファンの前に飛び出してコメントするというスタイルは、私は好きだ。これはゴングでも書いたが、コメント後にファンに、
「プロレスは楽しかったですか? プロレスはいいですよ。プロレスは最高ですよ。これからもゼロワンMAXの応援、よろしくお願いします!」
 と、直接語りかけ、その後に自ら「ゼロワン!ゼロワン!」と小さな声でコールして、それがお客さん全体に広がって大ゼロワン・コール。ベタと言えば、相当にベタだが、こういうベタな熱さが今のプロレス界に必要なのではないか。
 ファンと一体となって突き進もうというゼロワンは06年の“買い”だ!

明日からハードな旅が…

 昨日は完全オフ日にしたので、今日からは仕事モードに突入。午後一番で4月上旬発売予定のムック本の原稿を仕上げ、その後は明日からの取材打ち合わせのために週刊ゴング編集部へ。
 明日は大阪のゼロワンMAX、明後日は徳島のビッグマウス・ラウドだ。共にグラビアの追込み作業だけでなく、他の仕事も抱えている。果たして寝る時間はあるのだろうか? 大阪から徳島までは飛行機がないからバス移動だもんね。
 何かと細かい話題が多いゼロワンMAXに、前田と永田の接近遭遇で何が起こるかわからないビッグマウス・ラウド。両方とも取材するには刺激的で面白いことは確か。あとは気持ちに体が追いつくかだけだ。
「この辛さがさあ、一生続くわけじゃないから」「どんなに辛い試合でも、やらなきゃ終わんないんだから、やるしかないわけよ」。四天王時代、ハードな三冠防衛戦を続けていた当時の三沢光晴の言葉を思い出した。年齢を言い訳にしたくないから、とにかく頑張ろう。

平和な1日

今日は完全にオフ日。昼前に起きてユキちゃんから貰った味噌煮込みうどんの朝食。午後からは妻と浅草へ。昔、料理関係の仕事をしていた妻は合羽橋で食器類のセレクト。もちろん、私は腕を鍛えるための荷物持ちなのだ。考えてみれば、海外旅行に行ったりするものの、日本国内でこういう風にのんびり過ごすことはほとんどない。たまにはオクさんとデートしないとね。
 いつもは、夕食は12時前後だが、今日は午後5時半過ぎに和洋折衷のレストランへ。私はハンバーグ、エビフライ、ポークソテーのセット、妻は1日20食限定だというビーフカツカレーを注文。言うまでもなくビールは必須アイテムだ。
 午後8時前には帰宅。そして、今、ダイアリーを書いているわけだが、これが終わったら近所の焼き鳥屋さんに行かなければならない。1年半、外に修行に出ていた若大将が凱旋したのである。今日、行かないといつ行けるかわからないからね。でも、食べることができるかなあ? まだ口からハンバーグが飛び出してきそうだ。…という、今日は平和な1日。やっぱり週に1日は完全オフを作れるようにしよう。
 さて、のんきなことばかり書いてきたが、最後にプロレスの話題。金本問題だ。金本の新日本との契約更改についてファンの怒りの声は日毎に大きくなってきている感じ。それは金本のブログでの言動にもかなり問題があるのは確かだ。これだけ怒りの声が上がるということは、逆に言えば、それだけ注目されていた証拠。金本は開き直ったり、逆ギレしたりせずに誠実にファンと向き合うべきだろう。ファンは神様…とは言わないが、ファンあってのプロレスラーである。今後、凄い逆風となるだろうが、そのファイトで自己の信念を粘り強く伝えていくしかないのだ。そしてファンの側も、金本を頭から否定せずにジックリと見ることだと思うのだが…。

金本浩二の契約更改について

 金本浩二が新日本と契約更改した。ほとんど退団が決定的と言われていただけに(本人もそのような行動、言動を取ってきただけに)賛否両論噴出している。で、私の感想はというと、基本的には金本自身の人生の選択だから、とやかく言うことはない。別にファンのために生きているわけではないし、ファンが彼の人生を左右する権利もないのだから。
 ただし、ファンのために生きているわけではないが、ファンの支えがあってこそ、プロレスラー金本浩二は存在しているのだ。そこを彼が今後どう考えていくかである。当然、彼の考え方はインタビューとして週刊ゴングや週刊プロレス誌上に載るだろうが、一番、大事なのは「なぜ新日本残留を決意したか」をリング上で表現してファンに伝えていくこと。パフォーマーは言葉ではなく、パフォーマンスで訴えるしかないと私は思う。
 私は、個人的には金本浩二という人間が好きだ。サバサバしていて裏表なく、歯に衣着せず喋るし(それがアダになる場合もあるのだが…)、飲んでいても陽気な酒で周囲を楽しませてくれる。それだけに「わかる奴だけ、わかってくれればいい」というのではなく、すべての新日本プロレス・ファンに伝わるような誠意ある行動を望みたい。ここに至るまでに何があったにせよ、契約した以上は新日本プロレスのために誠心誠意ファイトすることが義務なのだ。

“仕掛け人”中村祥之氏

 昨日は『NEWS侍!』にファースト・オン・ステージ代表の中村祥之さんと出演。そう、ゼロワンMAXの仕掛け人であり、ハッスルではナカムラ監督だ。
 実は祥之さんと私は昔からの知り合いのはず。“はず”と書いたのは、初対面は20年も前のはずなのに、その頃の記憶がまったくないからである。当時、私は全日本&ジャパン・プロ担当記者として池尻のジャパン・プロ本社や恵比寿のリキ・プロダクション事務所に足繁く通っていた。そして祥之さんはその頃、恵比寿の事務所の大学生アルバイトだったのだ。ジャパン・プロ分裂騒動の際、祥之さんは長州に連れられて新日本プロレスへ。そしてゼロワン→ゼロワンMAXという道を辿っている。
 私と祥之さんのお付き合いが始まったのはゼロワンになってからで、かつては橋本VS天龍戦実現について話し合ったこともあったっけ。
 今、ゼロワンMAXは“買い”の団体。選手、フロントのチームワークが良くて会社全体が明るいムードだというのが何よりもいいことだし、祥之さんの遊び心のある自由な発想はファンをハッピーにさせるはず。ということで25日の大阪大会は私にとって初のゼロワンMAX地方取材となる。

ゴング危機説!?

  昨日は新日本の両国について書こうと思っていたのだが、ゴングの追込み&スカパーのモバイル・サイトの原稿に追われて、気付いたら朝5時過ぎ。残念ながら更新できなかった。この両国については水曜日更新のプロレスコラムで改めて書きたいと思う。
 さて、このところ週刊ゴングの編集長が吉川義治氏から木幡一樹氏に交代したことが話題になっているようだ。私のBBSにも週刊ゴングの行く末を危惧する書き込みがあった。編集者の動向や編集部内の事情まで興味をもたれるとは、プロレスって本当に特殊なジャンルだなあと思う。ただ考えてみれば、私もファン時代には東スポの櫻井康雄氏、山田隆氏、ゴングの竹内宏介氏、ウォーリー山口氏に興味を持ったのは確かだ。
 プロレス・マスコミがレスラーと同じく(?)ファンに興味を持たれるようになったのはターザン山本!氏の存在が大きいと思う。私も以前は主役はレスラーであり、我々は表に出るべきではないと考えていたが、94年に週刊ゴングの編集長になった時にはターザン氏と勝負しなければならず、表面に出るようにして巻頭記事は自分の署名入りで書いていた。それは「この本に何か問題が起きたら、編集長の名において、全部自分が引き受ける!」という決意表明でもあった。
 さて、今回の週刊ゴングの編集長交代について「週刊ゴングはヤバイのでは?」という憶測もあるようだが、吉川氏が退社したのは売り上げがどうのということではなく、完全に個人の問題。私が一昨年9月に退社したのも、金沢克彦氏が昨年11月に退社したのも、個人的な問題である。会社との関わり合い方はそれぞれに異なるし、個人各々の生き方の問題というのが正しい。そして誰かが抜ければ、そのポストにふさわしいと思われる人間が新たにそこに就くというだけの話。それが会社組織というものである。
 ドメスティックな話をしてしまえば、もしヤバイとなれば、私は週刊ゴングの仕事をしていないだろう。今の私は給料ではなく、仕事に応じたギャラを貰っているわけだが、仕事をしてからギャラを貰うまではタイムラグがある。つまりヤバイとなれば、今やっている仕事のギャラを取りっぱぐれる危険性が出てくる。誰もギャラが保証されない仕事はしないだろう。会社の仕組みを知っている私が仕事を続けているということは大丈夫ということなのだ。
 とは言っても、私は退社したとはいえ、ゴングというものに愛着があるから未だにゴングの仕事をしているし、自惚れて言わせてもらえば、私がいなくなったらゴングの伝統が消えてしまうと思っているから、これからもゴングの仕事をしていくつもり。これじゃあ、答えになってないかなあ?
 心配してくれるのは嬉しいが、それよりも編集長1年生の木幡氏の頑張りを見てもらいたい。清水さんが編集人となり、私の編集長時代にデスクをやってくれた杉本喜公氏がフリーからプロデューサーとして復帰した。私も今後の週刊ゴングがどうなっていくか楽しみなのだ。ただし、私はあくまでも自由な立場を貫く。他のやりたいこともしながら、ゴング・イズムを伝承していくつもりなので、よろしく!
 
 

無事、帰国

 今朝、マレーシアのランカウイ島から帰国。今回泊まったのは98年9月の初ランカウイの時と同じベルジャヤ・ランカウイ・リゾート。ジャングルの中にコテージが点在する野趣満点のホテルだ。メンバーは私たち夫婦に、去年10月にハワイで結婚式を挙げたタカシ君&ワカナちゃん夫妻、タカシ君の妹のリエコちゃんの計5人。お馴染みの(?)顔触れである。
 
 現地時間14日夜にホテルに入ってテレビをつけたら、いきなりカート・アングルの顔がジャーン!そう、マレーシアにもWWEは進出しているのだ。WWEは02年3月にマレーシアの首都クアラルンプールで興行を行なっているが、参加したTAJIRIは「何か観客に凄いエネルギーを感じるインパクトの強い大会でしたね」と言っていたっけ。アメリカ国内の興行成績が振るわない今、WWEはアジア進出をひとつの課題にしているのだろう。
 さて、ランカウイ島への旅行者のリピーターは少ないという。これといって名所があるわけではないし、アクティビティーが充実しているわけでもないからだ。ショッピングだって、ブランド品もないしね。でも、私たち夫婦は5回目のランカウイ。肌にまとわりつくような熱帯独特の空気、のんびりした人たちによって癒されるのである。普通、旅行に行くと騙されないか、とか余計な神経を使ってストレスになることが多いが、少なくとも私たちはランカウイで嫌な思いをしたことがない。親切にされて「この裏には何かが…」と思ったりして、あとで自分の心の狭さを恥じたことの方が多い。
 初めて訪れてから約7年半…のんびりした島も発展してきている。1台しかなかった信号機が7台になったし、新しいショッピング・センターも次々に作られている。ちょっと寂しい気もしたが、それは旅行者の驕りというもの。ただ、素朴なランカウイ精神はいつまでも残っていてもらいたいなあ。
 嬉しかったのは99年の2回目のランカウイで現地係員を務めてくれたピーターさんと再会できたこと。その時とは違う旅行会社を使ったのだが、ピーターさんも会社を変えていて、偶然、今回、私たちの担当になったというわけ。ピーターさんは日本人の奥さんを持つ日本語ペラペラの中国系マレーシア人。昔と変わらずにのほほんとしていたのが嬉しかった。発展途上の土地柄だけに2~3年で大金持ちになる人もいたり、野心のある人は都会のペナン島に出て行ったりするが、ピーターさんは「ボクはビジネスに向かないから…」とニコニコ笑っている。この、のんびりした島で奥さんと3歳になるお子さんと幸せに暮らすのが一番だそうだ。
 心に栄養をもらった4日間…さあ、これから明日の両国取材の打ち合わせに週刊ゴング編集部に行かなければ!

ようやく…

 今日は岐阜から帰京し、今週分の諸々の連載原稿を書き上げ、これから『NEWS侍!』の収録へ。これが終わったら、ようやく一段落。明日からマレーシアのランカウイ島だ。
 ちょっと遅くなったが、これが私にとっての正月休み。18日早朝に帰国したら、そのまま仕事に突入することになってしまうが、海を眺めながら束の間でもボーッとできると思うと何だか幸せ。
 ということで14日~17日の4日間はダイアリーを更新できませんが、水曜日のプロレスコラムと金曜日のハワイコールズはちゃんと更新するのでよろしく! ちょっと休みます。

岐阜で見た新日本のかすかな光

 契約更改が落ち着き、真の意味で新たな年に突入した新日本プロレスの地方興行を今日、初めて取材した。場所は岐阜産業会館。
 客入りは良かったものの、はっきりいって会場のムードはよくなかった。とにかくお客さんが静かなのだ。そして、そうした空気に支配されて試合が淡々と進んでいく。CTUのやりたい放題に沸く場面もあるが、そのボルテージが長続きしない。休憩前に一番沸いたのは長州の試合である。
 だが、すべてはメインの棚橋VS山本のU-30選手権で救われた。このところ勢いに乗っている山本のファイトも良かったが、2・5月寒グリーンドームで中邑に初めて勝って「俺は必ず新日本を引っ張っていきます」と宣言した棚橋が巧かった。山本を引っ張り、お客も掌に乗せる。結果、それまでの静けさが嘘のように会場は沸きに沸いた。この雰囲気が大事なのだ。
 熱気のある会場、切磋琢磨するレスラー…そこに輝きがある。ここ数年の新日本は世代闘争的なものが多かっただけに、昨年の「夢☆勝ち」の中邑VS山本もそうだったが、こういう若い同世代対決は実にフレッシュ。それでお客さんを満足させられる内容になれば言うことない。
 今日の試合を見ると、棚橋の覚悟は本物。ようやく光が見えてきたような気がする。

胸いっぱいの健介20周年興行

 今日の後楽園ホールにおける健介20周年興行は本当に心洗われるものだった。私にとって健介が直接の取材対象だったのはジャパン・プロレス時代だったから、その当時のことばかりが思い出されてしまったのだ。涙を浮かべながらマサ斉藤さんに花束を渡した姿にはジーンときたし、トークショーで小島に新人時代のシゴキを突っ込まれ、高山に結婚前の女性関係を暴露されて(?)素に戻った時の表情が、新弟子時代と同じで何ともおかしかった。
 メインの健介&小橋VS天龍&勝彦の試合については、来週発売のゴングで署名入りで記事を書いているため、きっと内容が重複してしまうだろうから、あまり書き込みたくはないが、そのハードな攻防は今年のベストバウトと言ってもいい内容だったと思う。
 それはGAORAの放送席に一緒に着いた北斗がリング上から、モニターから目をそむけるほどの激しさ。彼女はやっぱり健介の妻であり、勝彦の母親なんだなあ。“強い父親”に必死に向かっていった勝彦が試合後に感極まって泣き出したのにもグッとくるものがあった。だって、彼は1ヵ月後にやっと18歳になる子供なのだ。
 プロレスの醍醐味、家族の絆の大切さを体現した今回の興行。健ちゃん、そして健介ファミリーとその仲間たち…いいものを見せてくれて本当にありがとう!