運勢

 正月になるといつもやっている『最強運芸能人決定戦。』というテレビ番組。干支、星座、血液型の3つを組み合わせて、ランキングを出すやつだ。その組み合わせは576通りだというから、凄い。で、今年の元旦。テレビをつけていたら、ちょうどこれをやっていた。すでに番組の途中で、妻チエコは576位中、何と28位の強運に大喜び! で、私はというと、すでに発表されたあとだったのか、当てはまるものが出てこなかった。
 後日、フジテレビのホームページで調べてみた。丑年&乙女座&A型はというと…ガーン!俺は576位中526位かよ!?同じ組み合わせに俳優の中井貴一がいるって?そんなの慰めにならん。さらに調べてみると…干支=金運12位(最下位!)、星座=恋愛運4位(結婚してるから、こんなのはどうでもいい!)、血液型=健康運4位(これも最下位!)だとさ。最悪じゃん!
 でも、初詣で引いた御神籤は大吉だったから、まっ、いいか。とりあえず気を引き締めてかからなければいけない1年だということはわかりました。イヤなことがあってもクヨクヨせずに、まあ適度に頑張ろー。

びんびん物語

今日は2月の企画物の下準備のため、週刊ゴング編集部へ。それにしても、改めてゴング=日本スポーツ出版社は私が退社してから1年4ヵ月で随分変わった。まず経営陣が変わったことで、会社のシステムが大きく変わったし、本社も移転した。今の本社はビジネス街・茅場町のセキュリティの厳しいビル。私が26年前に初めて行った本社は料亭を改造した和風の一軒家みたいなものだった。
 週刊ゴングのスタッフも片山、高橋、辻、藤ノ木の4人は私が退社してから来た若者たち。高橋の父親が清水企画部長と同い年というから笑ってしまう。時代は刻々と変わっているのだ。だが、会社を離れてしまっても、ゴング・イズムを伝承するのは私の役目のひとつだと勝手に思っている。だからモバイル・ゴングで『GONGびんびん物語』という連載コラムを始めた。
 熱血プロレス・ティーチャーだからって、かつての人気テレビ番組『教師びんびん物語』に引っ掛けた安易なネーミング(IT事業部・神谷クン命名)なのには目をつぶって…ゴング編集部在籍中のエピソードを毎週土曜日更新で綴っている。ぜひ、チェックしてみてください!

新日本の契約更改について

 昨日のダイアリーでも書いたとおり、今日も仕事部屋(=Office MAIKAIの事務所)改造に専念。だが、大問題発生! 何とかゴングをスチール製のラックに収納したのはいいが、あまりの重さにキャスターが変形し、まるでピサの斜塔のようになってしまったのだ!! これじゃあ、地震が来たら一貫の終わり…全部本を出して、キャスターを三角プレートにチェンジ。これが一番、重みに耐えられるらしい。ホント、いつになったら部屋の改造は完了するのやら…。
 と、私生活のことばかり書いていても、読む方は面白くないだろうということで、未だに続いている新日本の契約更改について書いてみたい。今、入っている情報では契約更改したのは31人中、たったの5人だとか。昔のように、メモの切れ端に「お前の今年のギャラはこれだから!」と書かれて終わりというよりも、ちゃんと話し合いの場を持てるというのはいいことだと思うが、それにしてもこの難航ぶりは異常だ。
 プロレスの場合、野球のように成績で査定できるわけではないから難しい。勝てばいいってものではなく、お客を呼べるレスラーこそ価値があるのだ。また、脇役の重要性もある。レスラー側にしてみれば、自分が置かれたポジションの中でベストを尽くしているという自負もあるだろう。そんな中でギャラを大幅にダウンされたら「だったら、他の使い方をしてみろよ!俺はできるんだから!」と思ってしまうだろう。
 ギャラ=評価はプロだから当然。これはフリーで働いている私などにも当てはまる。仕事をする社によってギャラは違ってくるが、自分の中で最低限のラインはある。これを下回るものは、自分の価値を守るために受けることはできない。
 さて、新日本。これ以上、紛糾するようなら、やはり契約更改の席に現場責任者の長州力も着くべきだろう。そこで選手個人個人に今年の使い方とノルマを明確にするのが一番いいと思うのだが…。
 

徒然なるままに…

 今日は仕事部屋の改造に専念。それにしても、改めて本の山に辟易。ゴング創刊号の43年(1968年)5月号~週刊ゴング1109号まで38年間の本を収納するのは半端じゃない。だって6歳~44歳までだもんね! こりゃあ何日かかるかわからないが、やり始めた以上、最後までやり遂げるしかない。これに加えて増刊号、単行本、パンフレット、洋書…果たして部屋の中に全部入るのか!?危ぶむなかれ、やればわかるさ、ありがとー!
 と、四苦八苦していた夕方、久々にグラン浜田さんから電話。浜田さんはファンクラブをやっていた高校時代からのお付き合いだ。新日本の事務所が、まだ青山にあった頃からだから25年以上になる。青山の事務所の1階にあったMIOという喫茶店で、当時流行っていたインベーダー・ゲーム(古い!)をやったこともある。その浜田さんが2月19日、東京・新宿フェイズにて女子プロのプロデュース興行をやるとのこと。現在、決定しているカードは浜田文子VS前川久美子、アジャ・コング&渡辺智子VSダイナマイト・関西&豊田真奈美、チェリーVSGAMIの3試合で、あと2~3試合予定しているとか。試合開始時間は午後6時30分。ぜひ行ってみてください。
 さあ、明日も部屋の改造に専念だ!

基本

今日は昨年12月12日以来の英会話教室。やっぱり1ヵ月以上も間が空くと調子が出ない。ブランクというのは大きいものだと感じた。
 これは仕事も同じ。今、私は若い記者と同じように会場で試合のメモを取り、選手のコメントを聞いてグラビア・ページを作ったりもしている。いいトシこいて…という気がしないでもないが、現場取材はこの業界の仕事の基本。考えてみれば、日本スポーツ出版社に在籍していた後期5年ぐらいは会社内のデスクワークが多くなり、現場に出て取材することはほとんどなかった。そうなると人間関係が広がらないし、話をしたことがない若いレスラーが増えてくる。だから、フリーになってからの1年で、どれだけ多くの新しい出会いがあったことか。
 テレビで喋る仕事も楽しいし、とりあえずはキャリアにふんぞり返って評論家を気取ることもできるが、ちゃんと現場を取材しなければ、喋ることも評論も、やがて薄っぺらなものになってしまうだろう。実際問題として、年齢的にいつまでバリバリと現場取材できるかはわからないが、取材して書くという基本はいつまでも忘れずに肝に銘じていたい。

王道とは…

 今日、後楽園ホールで“王道追究!”を掲げるキングスロードが旗揚げした。会場に行くと、今の武藤体制になる以前の全日本の雰囲気。リングのキャンバスは82年6月から全日本が長年使っていた青と赤が対角線で区切られたものだし、馬場・全日本、元子・全日本時代の関係者が多く顔を出していた。
 レスラーにしても馬場・全日本時代の越中、T後藤、大森、池田、元子・全日本時代の浪花(馬場・全日本時代にも上がっていた)、相島、石川、反・武藤のカシン、宮本とはターメリック時代の同志・橋本が参加し、宮本の全日本時代の後輩・石狩、河野も顔を出した。レフェリーの姉崎に会ったのは、03年7月27日の金沢大会以来。その日の試合後、解説席にいた私にいきなり握手を求めてきた姉崎は、翌日には全日本から姿を消していたのである。
 だが、このキングスロードが反・武藤のものだったり、昔を懐かしむだけのものであったら意味がない。“王道”を掲げた責任は重いのである。下手をすれば、かつての全日本、馬場さんに泥を塗ることになるし、もはや方向転換は許されない。ハッキリ言って“王道”とは軽々しく口に出来る言葉ではないのだ。
 それを身をもって知らしめたのが天龍だった。もし天龍がその気だったら、試合はすぐに終わってしまったかもしれない。だが、新団体の旗揚げ戦のメイン…天龍は宮本に王道の深さを丁寧に叩き込んだ。オーソドックスなグランドから始まり、その後は場外でのラフ、リングに戻っての打撃戦、そして宮本の必死の攻撃を真正面から受け止めて、懐の深さを見せつけた。天龍がいなければ、この日の“王道”は成り立たなかっただろう。精一杯頑張ったが、宮本がこれを習得するには、気が遠くなるほどの時間が必要なはずだ。
「ここの会社の人たちも王道、王道って言いますけどね、こんだけ曖昧で難しい言葉はないですよ。王道って言葉が先に歩き出しちゃったから、俺の中で凄くプレッシャーがかかりましたよ。怖い言葉ですよ、王道っていうのは。俺も宮本も大森も越中も…王道に関わったっていうだけでね、じゃあ果たして、その王道を貫いているかっていったら、誰もわかりませんよ。キングスロードのフロントの人たち、宮本が肝に銘じて精進していってほしいと思うんですよ、今日から。王道云々って言って、ファン心理を煽るようなことはしてほしくないですね」。
 天龍の言葉は重かった。

どうなる?契約更改

 注目の新日本の契約更改がスタートした。今週の時点では、サインしたのは永田、中西、飯塚、中邑、稔、矢野の6選手。保留が蝶野、天山、タイガーマスク、邪道、外道、吉江、ヒロ斉藤、井上亘、サムライ、柳澤の10選手。契約した選手より保留した選手の方が多いのだから、やはり異常事態だ。
 ただ蝶野、吉江、ヒロは次の交渉でサインする模様で、蝶野は選手活動一本に絞ることを宣言し、全選手に契約することを呼びかけているという。また、棚橋もTNA遠征から帰国後に契約更改の席に座ってサインすることを予告している。
 かつて、プロレスラーと言えば夢とロマンを売る仕事だったが、近年はプロ野球並みに金銭闘争もタブーではなくなり、ファンも理解を示すようになった。そう、プロレスラーは職業であり、よりよい生活をするためにギャラアップを考えるのは当然のことなのだ。今の日本社会は、年俸制の会社も多くなっているから、この新日本の契約更改を、自分と照らし合わせて見ている社会人の方もいるのではないか。
 会社の業績が悪ければ、当然ギャラもダウンする。これは常識。そこにレスラーの“自分の価値を落としたくない”というプライドが入るだろうし、今の新日本に対しては要求することも数々あるだろう。レスラーと会社が十分に話し合う場でもあるだけに、ここでスッキリと06年に向かって進んでほしいものだ。
 渋々サインするレスラーがいたとしたら、そのレスラーにとって不幸だし、新日本とファンにとっても不幸なことになる。折り合いがつかずに離れていくレスラーがいたとしても、それはその人の人生である。
 

新しい仕事

 今日は1月下旬に宝島社から発売される、新日本をテーマにしたムック本の原稿書き。日本スポーツ出版社時代、特に総合編集企画室長になってからは社外の原稿は基本的に書かないようにしていたから、宝島の原稿を書くのは本当に久しぶり。昔は名勝負物の原稿を書いたような記憶がある。
 ちなみに私が書いたのは、長州体制についての原稿。90年代に新日本を業界の盟主に押し上げた長州体制とは難だったのか、そして現在の第2次長州体制についてである。別に暴露記事ではありません。そういえば去年の夏、桃園社のムック本で長州さんにインタビューした時に「今のマスコミもあれだけど、昔のマスコミも暴露話を書きたがるよな。関わったなら、棺桶まで持って行けと思うよ」と言ってたっけ。長州力がもし私の記事を読んだら、どう思うか?興味がある方は是非、読んでみてください。
 あくまでも私のホームリングは故郷の週刊ゴングだが、こうやって違う社の原稿を書くというのも、別の緊張感があって新鮮なもの。天龍さんではないが、マンネリにならず、心をリフレッシュさせるためにも他の土俵に進出するのは必要なことだ。

まだまだ可能性はある!

今日は結構の忙しさ。午前中は土曜日更新のモバイル・ゴングの連載原稿を書き、週刊ゴング用の企画を練っていた。午後は2月にスタートするスカパー・モバイルの携帯用プロレス&格闘技サイトの担当者と打ち合わせ。そして週刊ゴング編集部に行って、吉川編集長、清水企画部長と今後の企画物のミーティング。夕方からは『2005世界最強タッグ決定リーグ戦』のDVD編集を手伝った。
 いろいろ種類の違うことをやると、脳ミソのあっちこっちが刺激されて活性化するし、意外にひとつのことをやっているよりも発想が出てきたりする。こうして、いろいろな関係者と話をすると、紙媒体はもちろん、映像やIT系など、プロレスはまだまだ各方面で魅力的なソフトであることを感じる。ということは、凋落だなんだと言われても、ビジネスの可能性があるということだ。また、そうじゃないと、私も生活が成り立たなくなってしまうしね!
 何となく、今年はいろいろなことがやれそうな予感…。スポーツ界でよく言われる“2年目のジンクス”をぶち破らなければ。ということで、皆さん、今年もよろしく。

06年初ノア

  今日はノア後楽園に新年のご挨拶。一番最初に会ったのは小橋だ。
「2月11日の健介興行で健介とタッグを組むんだよね。あの試合はGAORAの放送で、俺が解説やるからよろしくね!」 と言うと、小橋は「えっ、小佐野さんが解説なの!?だったら出場するの辞めよっかなー」と新年早々の憎まれ口。ウーン、今年も小橋との抗争は続行ということになりそうだ。
 ニュースとしては、還暦を迎えた永源さんが3月の引退(3・23ホール、3・25金沢、3・26中能登町=永源さんの生まれ故郷の3大会が引退記念興行)を発表した。ちょうど1年前に熊谷市民体育館でインタビューした時に「あと1年くらいかなあ…」と言っていたことを思い出した。永源さんには高校生のファンクラブ時代から可愛がってもらっていたので感慨深いものがある。ジャパン・プロ時代には取材嫌いのピークだった長州を引っ張り出す時に、選手会長だった永源さんに何度も頼んだっけ。まだ、2ヵ月半あるが、本当にお疲れ様でした。
 さて、試合的にはKENTAと潮﨑のシングルマッチが良かった。KENTAはジュニアという枠を越えて話題を提供し、05年のノアをリードした選手。私的には05年の敢闘賞である。今日も潮﨑をリードして熱い試合をやってくれた。22日の武道館では丸藤相手にGHCジュニアの防衛戦があるが、好試合になることは間違いなし。KENTAは今年も“買い”だ。
 そして何と言っても秋山準。メインで田上とGHCヘビーの前哨戦をやったが、1・8ディファにおける田上12秒フォールに続いて、今日も仕掛けてくれた。なぜか鈴木みのる張りにタオルを被って入場した秋山…実はこれは影武者で、リングインする田上に背後から奇襲攻撃。秋山はタイトルマッチを盛り上げるために、いろいろな知恵を絞っている。
「今日は9秒フォールを狙ったんですけど、それができなかったので精神的にダメージを受けましたね。田上さんを噴火させる? いつでも噴火できる状態に持っていっておかないと意味がないでしょう」
 と、実は“してやったり”の秋山。影武者については「サボッてる奴ですよ」と笑っていたが、橋誠であることは間違いない。今、橋は負傷欠場中。試合前に橋と話をしたら「今、俺は給料泥棒ですから…」と言っていたが、そんな肩身の狭いかつての愛弟子に、秋山はちゃんと仕事を与えたのである。いい男なのだ。