一宮章一のけじめ

 昨日は一宮章一の引退試合ということで久々にDDTに行った。引退試合は三和太、大家健との3WAYによる建築基準法偽装マッチ。こんな試合形式で引退試合をしてもいいのかなと思うが、一宮はあくまでもDDTカラー、自分のキャラを最後まで押し通した。
 だが、いつもの偽者キャラで姉歯元建築士の格好で出てくると聞いていたが、実際にはデビューの時と同じく頭を剃り上げ、WAR時代のロングタイツで登場。試合ではバルコニーからのセントーンをやってのけた。
「やり残したことはいっぱいありますよ。やっぱり天龍さん…大将に認められて、戦ってみたかったし、同期の石井もリキプロで頑張っていて、彼ともやってみたかった。デビュー戦でプランチャやって、偽造キャラになってからは30過ぎて練習してムーンサルトができるようになって、最後はバルコニーからのセントーンでした。偽造ばっかりだったけど、その中でもプロレスの痛さやプロレスラーの頑丈さを表現してきたつもりです。思い出は…やっぱりWAR時代ですかね」
 と一宮。ふざけたキャラの中でも、彼には彼なりのプロレス哲学があったのだ。現在、整復師の学校に通い、2年後の国家試験を目指しているが、本当は生真面目な一宮は、プロレスとの両立は無理と判断して第2の人生を選んだ。
 かつてWARを担当していた人間として、またひとり引退する人間が出てしまったのは寂しいが、一宮の新たな道を応援したい。

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