昔と今のデビュー戦の違い

 昨日24日のノアでは谷口、太田、青木、伊藤という4人の新人が一度にデビューした。お客さんの抽選によるカード決定とはいえ、谷口は8人タッグ、太田と青木はタッグを結成して三沢&田上と激突、第1試合に出場した伊藤も潮﨑と組んで前GHC王者・力皇&ムシキング・テリーとの激突だから、これはいずれも破格のデビュー戦だ。それにディファ有明という会場にも恵まれている。
 昔のデビュー戦といえば、なるべくマスコミが来ない会場が選ばれた。ほとんどの選手が××駐車場特設、△△青果市場、□□消防署前でのデビューだった。
「今は時代が違いますから、いいんじゃないですか。こうやってマスコミも取材してくれるし…」
 と苦笑いしていたのは小川良成。考えてみれば、新人…というよりも若手が取材対象になったのは専門誌が週刊化されてから。月刊誌時代は、それこそ凄い素質がある選手以外は、海外修行から帰ってくるまで、ほとんど記事や写真になることはなかった。
 今の選手は恵まれているといえば恵まれているが、それも考え方次第。昔は人目に触れない分だけ、寝かされているから、海外に行って帰ってときには、凄く新鮮なスターという印象が強かった。ところが、今は“隠れて成長する場所”がないから、ある意味で辛い。そういえば、大谷晋二郎が海外修行に行った時に「しばらく取材しないで下さい」と言っていたことがあったっけ。人目に触れないことも重要なのだ。
 ともあれ、最高のクリスマス・プレゼントをもらった4選手には頑張ってもらいたい。
 

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