久々の長州力

 なかなかダイアリーを更新できず、ついつい古い話題になってしまうが…台風11号が東京を襲った8月25日の午後、ある出版社の依頼で久々に長州力にインタビューした。
 リキプロの道場に行くのは初めて。長州さんを個人的に取材するのも11年ぶりぐらいだろう。だが、長州さんは私にとって、21年前には取材対象だった。当時、私は全日本担当記者。長州さんはジャパン・プロレスとして全日本プロレス・マットに殴り込みをかけたのだ。当時の長州さんは一番ピリピリしている時期で、本当に取材には苦労させられたものだ。週刊F誌の記事に激怒して「マスコミはみんな一緒だ!」と、インタビューをドタキャンされそうになって「約束は約束じゃないですか!」と食い下がったこともあったし、胸倉を掴まれたこともある。
 だが、それも今となっては昔の笑い話。「昔の話したってしょうがないじゃない」と長州さんも苦笑いするばかり。思えば、この人にいっぱしの記者と認めさせるのが20代前半の私のひとつの課題でもあった。
「小佐野ともさ、いろいろあったけど…あの時代、確かに同じ橋を渡ってたよな!」
 という言葉は嬉しかった。今の長州さんは昔からは考えられないぐらい丸くなった。それは怖い時代を知っている者としては、ちょっと寂しくもある。確かに、長州力は私の青春の1ページに刻まれているレスラーなのだ。

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