早くも曙効果!

 今週は仕事のスケジュールがタイト過ぎて、気付くと日付が変わっているという状態。すっかりダイアリーもご無沙汰してしまった。サボッている間に全女の松永国松元社長が自殺するという悲しい事件も起こった。これについても思うところはいろいろとあるが…今日は、今終わったばかりの全日本・後楽園大会の曙について書きたい。
 プロレスコラムで曙の参戦はプラスと書いたが、早くも曙効果が表れた。まず客入りだが、チケット完売の超満員札止め。このところ全日本の後楽園は日曜開催が少なかったため、当初から今回のチケットの伸びはよかったというが、曙参戦でそれに拍車がかかった。3日前に京平さんと話をしたが、その時点で「もう札止めは間違いなしだよ!」とのことだった。やはり会場は超満員で熱気ムンムンに限る。
 さて注目の曙は諏訪間とタッグを組んで嵐&雷陣との対戦。嵐は元々、大相撲の卓越山だけに味のあるマッチメークだ。ちなみに曙と嵐は相撲界ですれ違い。嵐が廃業して全日本に入門後、曙はハワイからやってきた。
 いきなり結論から書くと、曙はプロレスに向いている。私が注目したのはタックルやチョークスラム、ギロチン・ドロップなどの大技ではなく、ロックアップが実にサマになっていたこと。基本をみっちりとやっているのである。相撲で横綱まで登りつめた人だから、基本の大切さを知っているのだろう。そしてリングの上を走れることにも驚いた。声もよく出ていた。昔、馬場さんは一流レスラーの条件として走れること、声がでることを挙げていたものだ。
 そして何より、いい意味で曙が楽しそうに伸び伸びとプロレスをやっていたことが嬉しかった。本人が楽しくなければ、見ている方が楽しくなるはずがない。私は元横綱としては輪島さん、北尾さんを取材してきたが、この2人も当初は希望に燃えた明るい顔をしていた。それがいつしか、曇ってしまったことが妙に記憶に残っている。曙には、今の目の輝きをいつまでも持っていてほしい。

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