お父さんのバックドロップ

 DVDをレンタルしてきて宇梶剛士主演の『お父さんのバックドロップ』をようやく見ることができた。話としてはプロレスを通じての父と子の心の交流…単純なストーリーのハッピーエンドだが、ハッピーな気分になれたからOKという感じ。
 田口トモロヲ主演の『MASK DE 41』は去年、映画館で見たが、両作品に共通しているのは、プロレスラーのかっこよさをクローズアップするのではなく、レスラーの素の部分の葛藤を描いているということ。プロレス・ファン向けの映画というわけではないが、今、みんなが興味を持っているのは、上っ面のプロレスではなく、職業としてのプロレスであり、プロレスラーの影の部分なのだろう。そうなると、プロレス・マスコミの報道の仕方も変わらざるを得ない。昔みたいな「ガッデム、殺してやる!」みたいなインタビューは誰も読まないでしょう(笑)。もっとも、あくまでもキャラを押し通すレスラーは、それはそれで魅力的ではあるのだが。
 それにしても、両作品共にプロレスに対するリスペクトが感じられたのも心地好かった。宇梶剛士も田口トモロヲも体作りは大変だったと思う。『お父さんのバックドロップ』のAKIRA、『MASK DE 41』のハヤブサのプロレス技術指導、役者としての演技もさすがでした。

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