リッキーに感激!

 ちょっと話題は古くなってしまうが、先日のWWEスーパーショーで個人的に嬉しかったのは、エージェントとして来日したリッキー・スティムボートの勇姿を見られたこと。そう、あの“南海の黒豹”だ。
 初日はエディ・ゲレロに挑発されて、ちょこっとリングに上がっただけだったが、2日目に今度はJBLに挑発されて、遂にチョップ爆発! カンフー・ポーズもバッチリ決めてくれた。この時、私の頭の中には、かつてのテーマ曲『ライディーン』がこだましていたのである。
 エディもJBLも日本マット事情通だけに、リッキーがかつてスーパーアイドルとして日本で人気を博していたことを知っていたのだろう。何とも粋な演出をしてくれたと思う。
 なぜ、私がリッキーにイレ込んでいるかというと…彼が初来日した1980年当時、アメリカン・プロレスに夢中で、リッキーはまさしく“まだ見ぬ強豪”だった。この年の春からゴングでアルバイトしていた私は、リッキーが全日本の最強タッグに来日するや、密着取材。
 リッキーは日本人とのハーフ(母親が京都出身)のためか、陽気なアメリカ人といった感じではなく、ちょっとシャイな人。日本の血が入っているとはいっても、日本語はまったく話せなかったが、私の今よりもいい加減なブロークン・イングリッシュに付き合ってくれ、パートナーのジム・ブランゼル(元AWA世界タッグ王者=この人も気さくでいい人だった!)と一緒に取材と観光を兼ねて東京タワーに行ったりしたものだ。
 あれから25年経ったリッキーは、自慢だった黒髪はグレーに、しかも薄くなって(人のことは言えないが…)、あのビルドアップされた体も太くなっていたが、そのアクションは健在! 52歳になった今も、私にとってリッキー・スティムボートは、あのリッキー・スティムボートのままなのだ。
 

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