バリ島のエネルギー

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 昨日の続きです。完璧にリゾート地化されたヌサドゥア地区だけでは満足できなくなったウチら夫婦は3日目の夕方からバリ州都のデンパサールへ。ちょうど今は年に1度(6月~7月)のアート・フェスティバルの時期。毎晩のように伝統芸能などのイベントをやっていると聞いて、いざ出陣。
 ホテルの人に聞いたところ、帰りにタクシーを拾うのは困難ということでタクシーを4時間チャーター。料金はツアー会社手配の3分1の値段だからOKだ。
 さて、ナマのバリの街のエネルギーは凄かった。車間距離もお構いなしに車とバイクがひしめいている。バイクは平気で4人乗りして、ほとんど距離を取っていない車の間をスイスイ。免許が取れるのは16歳からだというが、現地係員さんの息子は小学校5年生なのに「免許を取るための練習」と称して、今から乗り回しているという。なんでも、現地の人が最初に欲しくなるのがバイクで、次がテレビ。クーラーは、暑いのに慣れているからいらないし、洗濯機も手洗いするからいらないという。
 確かに公共交通機関が発達していない島では車、バイクは必需品。車は高いから必然的にバイク利用者が多くなる。人気は日本製で、ホンダと言えばバイクの意味になるとか…。小学校5年生から乗っているから、平気で車の間を縫って運転できるのだろう。
 ただ、彼らの運転は歩行者にも高度なテクニックを要求するから困りもの。とにかく道を渡ることができない。恐らく3日もいたら、確実に轢かれていると思う。
 ようやく辿り着いたアート・フェスティバルの会場アート・センターは、どこから集まったんだろうと思ってしまうほどの人、人、人。ちょうど土曜の夜だったこともあって、大人から子供までゴッタがえしていた。そうした人の群れをかき分けて、屋台でナシ・チャンプルを汗だくになって胃袋に詰めてイベント会場へ。正直な話、群集のエネルギーに圧倒されて、何を観たのか憶えていない。
 物の値段も言い値。行き慣れたマレーシアの物価は分かるが、バリでは基準となる値段がさっぱり分からない。とりあえず値切って、自分で納得できる値段だったら買うしかない。タクシーにしても、メーター・タクシーもあるにはあるが、ほとんどが値段交渉。値段はあってないようなものというのはアジアの鉄則だよね。
 ヌサドゥア地区の静寂とデンパサールの喧騒…このギャップは楽しめたが、アジア旅の達人になるには相当なエネルギーが必要だと、つくづく思い知らされた。次に行く機会があれば、ウブド地区に行ってみたいと思うが…ウチら夫婦には、田舎でのんびりしていて、人も少ないマレーシアのランカウイ島がお似合いかな?
 

バリ島のプール

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 左腕の自由が利かないまま過ごしたバリ島の4日間。宿泊したメリア・バリはヌサドゥア地区にある。ここは1970年代から政府主導で観光地化された旅行者のための一大リゾート・エリア。3つのゲートがあって、地元の人は許可がないと入れないという徹底ぶりで、しつこい物売りなどは皆無だ。
 まさに絵に描いたようなリゾート。メリア・バリの客室は木のぬくもりが感じられる落ち着いた雰囲気で、照明は間接照明。明るいライトは悪霊に影響を与えることからNGらしい。広大な庭には植物が咲き乱れ、あちこちにヒンドゥー教の神様(?)の置物がディスプレイされている。そして広いプール…。
 そのプールが問題だった! 何とトップレスの女性が多いことか!! 元々、メリア・バリはスペイン系のホテルということだが、トップレスの女性たちは確かにスペイン系に見える。これもラテンの血がそうさせるなのか!? 開放的といえば開放的。胸を露にデッキチェアに寝そべり、そのままプールにも入ってしまう。ここまでされるといやらしい感じはないが、やっぱり目のやり場に困ってしまう。隣のデッキチェアに寝そべっていた女性が、いきなりビキニのブラを取って日光浴を始めたのには参った!
 まあ、こうした光景もパーフェクトなリゾート・エリアならではのこと。でも、行った先の街を見ないと気が済まないのがウチら夫婦の性分。で、ヌサドゥア地区を一歩出たら…そこに待ち受けていたのはアジアならではの喧騒だった! 話の続きは明日ということで…。明日はバリ島編最終回です。 

三角巾で…初めてのバリ島!

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 22日のダイアリーで、27日まで更新できないと書いたが…それは左腕の負傷のためではなく、初めてバリ島に旅行に行ったからなのだ。つまり左腕をテーピングと三角巾で固定されたまま、旅立ったというわけ。
 えっ? こんな時期に遊ぼうとするから罰が当たったって? いやいや、これは神様がくれた休息…と勝手に解釈。フリーになってからというものどうにも休めない、というよりは休まない。オファーがあれば基本的にはすべて受けてしまうので、さすがに妻チエコも心配していた。これは日本スポーツ出版社に在籍していた当時からそうなのだが、仕事がやりたくてもやれない海外に行ってしまうことが、私の唯一の休まる時間なのだ。でも、海外に行ったら行ったで、いろいろなことがやりたくなってしまって、とても休んでいるという感じではない。今回は左腕が使えないので、プールやビーチサイドで本当にのんびり休んだという気がした。
 ただ、格安ツアーには注意しましょう。今回、ホテルはヌサドゥア地区のメリア・バリという、結構いいホテルだったが、航空会社未定というところに穴があった。JALやガルーダ・インドネシア航空直行便なら7時間ぐらいで到着する。ところが我々の便は、シンガポール航空によるシンガポール経由。シンガポールまで7時間半→シンガポールで1時間のトランジット・タイム→デンパサールまで2時間半の合計11時間かかったのである。でもコンチネンタル航空利用によるグァム経由というのもあるから、それよりはマシだったかな。
 27日にダイアリーを更新すると書いたものの、昨日午前帰国→英会話スクール→整骨院→休んでいた間の情報チェック→サムライTV出演…と、帰国した途端に普段の多忙モードに戻ってしまい、更新できませんでした。どうも、すみません。今日から再スタートするので、今後とも、よろしく!

初めての体験

 今週のメインの仕事は来週発売(29日)の週刊ゴングのBOOK in BOOK=技BOOK『WWEスーパースターズ編』の執筆&編集。ようやく校了できたので、行きつけの整骨院に行ったら、左腕を三角巾で吊ることになってしまった。
 これって初体験。実は昨夜、左腕を捻ってしまったのだが、その時に筋肉を伸ばしてしまったらしい。メインの仕事が終わっていてよかったが、怪我をしても何とか試合に出場するレスラーは、やっぱり凄いと思う。もっとも、それで持病になってしまうんだけどね…。
 仰々しい格好で家に帰ったら、遊びに来ていたサイゾウ君&ホマル君の兄弟が「怪我しちゃったの?」と心配してくれた。
 とりあえず、何日間かは固定して安静にしていなければいけないとか…。それが理由ではないが、次のダイアリーの更新は27日になってしまうので悪しからず。今日の深夜のプロレスコラムと、24日夜のハワイコールズは更新するので、よろしく!

おめでとう!タイガー

 タイガーマスクが史上初のスーパージュニアV2&婚約発表! うーん、めでたい。昔、前田日明は「常勝チャンピオンはいない!」と言ったが…今、絶対的な強さを持つレスラーがいない状況を考えれば、ジュニア活性化を掲げるタイガーが王者として史上初のスーパージュニアV2を果たしたことは高く評価されていいと思う。
 思えばタイガーとの付き合いは11年にもなる。つまりデビュー前からということ。私が素顔のタイガーに会ったのは94年だった。この年の8月に週刊ゴング編集長になった私はスーパータイガー・ジムに出向いて久々に佐山聡さんにインタビューしたが、その時に佐山さんが、
「実は今、4代目のタイガーマスクを作っているんですよー。今日はいないんだけど、元々レスリングをやっていて運動神経もいいし、ウチでシューティングをやっているんで有望な若者なんです。小佐野さん、編集長になったお祝いに書いちゃっていいですよー!」
 とスクープ・ネタをくれたのだ。当の本人(今のタイガーマスク)はコンビニでゴングを立ち読みして初めてその事実を知り、佐山さんに「どうなっているんですか?」と聞いたら、「もう見たー?記事になっちゃんたんだから頑張ってねー!」と言われたそうだ。
 あとで本人に聞いたら、私はまったく気付いていなかったのだが、SWSの新人テストも受けたことがあるのだという。成績はトップクラスだったが、体が小さいことで採用されず、それでもレスラーの夢を絶ち難く、アルバイトしてメキシコに行こうとしていた時に佐山さんと知り合ったそうだ。もし、佐山さんとの出会いがなかったら、4代目タイガーマスクは誕生していなかったのである。
 当時、私はタイガー売り出しに力を入れた。デビュー前に表紙にもしたし、スタジオ特写もやった。だが、デビューしてみちのくプロレスに所属してからは、ほとんど取材していない。私の仕事の状況からして、みちのくまで取材に行く時間はなかったのだ。だから、ほとんど知らない間に彼はレスラーとして成長した。まだ新日本に移る前、何年かぶりにみちのくに行った時のこと、私の顔を見たタイガーは、
「あけましておめでとうございます。あっ、それと、良いお年を。だって、今年はもう来ないでしょ?」
 と、一言。大笑いとなったが、デビュー後は、それほど付き合いがないのに、未だに会うと、
「おとうさん!」
 と呼んでくれるのは嬉しい限りだ。実はIWGPジュニア王者になってからライガー戦、ブラック・タイガー戦と2回の防衛戦の週刊ゴングの記事はいずれも私が書いている。タイガー、これからもよろしくね!

TAKAの功績

 昨日は後楽園ホールで全日本プロレスの6月シリーズ最終戦が行なわれたが、ここ1年半ぐらいの全日本を見ているとTAKAみちのくの力が大きいことを改めて感じる。
 RODなるユニットを結成して、プロレス本来の醍醐味である外国人レスラーの魅力を引き出したのもそうだし、試合前に行なわれるRODタイムは観客の心をプロレス・モードに切り替えるのにもってこい。
「俺たちの名前を知ってるかー!?」「俺たちの名前を言ってみろー!!」と、観客に声を出させることによって、いざ試合が始まったら歓声が起こりやすい状態にし、また巧みな喋りで、初めて来た観客にもシリーズの流れや、その日の見所を説明しているのだ。そこに敵対するブードゥー・マーダーズが入ってきての言葉の掛け合い…と、これから始まる試合が楽しみになってくるのである。
 何よりTAKAが凄いのは全日本=世界ジュニア、K-DOJO=STRONGEST-K、みちのく=東北ジュニアと、3団体のベルトを保持していること。さらに7月3日にはDRAGON GATEに出場して望月成晃のドリームゲート王座にも挑戦する。全日本ではDRAGON GATEを離脱したTARUたちと試合をしているのだから、これは普通では考えられないことだ。
 いくつもの団体を掛け持ちしてファイトしているということは、仕事的にも人間的にも信頼されているということ。メジャーでトップを張る一方で、選手名鑑にも載らないような地方のインディー団体にも出て行く姿勢にも好感が持てる。
「日本の全団体制覇を目指しているんですよ。結構、名もないインディーの中にも素晴らしい選手がいたりするんで楽しいんですよ」
 という言葉を以前、TAKAの口から聞いた。
「お客さんがいて、戦うリングがあれば、そこがレスラーにとっての故郷だよ」
 とは、かつての天龍さんの言葉だが、TAKAはまさにレスラーである。

お祝い!

 昨日はマンションの大家さん・マサヤさんの5?歳の誕生日&長男タカシ君とワカナちゃんの婚約が決まったということでダブル・パーティー。マサヤさんの奥さんシゲミさん、長女リエコちゃん、リエコちゃんの彼氏ソウ君、次男ユースケ君、ユースケ君の奥さんユキちゃん、その息子のサイゾウ君&ホマル君…そこになぜかウチの夫婦が加わっての大パーティーとなった。
 考えてみたら5月28日にランカウイ島から帰ってきて以来、1日もオフがなく、近所付き合いもしていなかったから、新鮮! みんなの幸せそうな顔を見ているだけで楽しいし、この4月に幼稚園に通い始めたサイゾウ君が凄く社交的になって大人になっていたり、ホマル君が反抗期に入っていたりと、ちょっと見ない間の子供の成長にもビックリ。
 どうしても性格的に仕事一辺倒になってしまう私だけに、こうした時間を過ごせるのは幸せだし、こうしたお付き合いをしてくれる人たちに感謝! やっぱり、この下町に住んで正解だった。
 マサヤさん、おめでとうございます。タカシ君&ワカナちゃん、おめでとう!

赤い疑惑!

 TBSで30年ぶりに甦った『赤い疑惑』。そう、私が中学2年生の時に放映されていた山口百恵主演のあのドラマだ。まだ17歳の大島幸子(山口百恵)が放射能事故で白血病になってしまうというやつ。相良光夫(三浦友和)と恋に落ちるが、実は2人は異母兄弟云々と、とにかく悲劇の連続。父親・大島茂役の宇津井健の熱い演技も印象に残っている。とにかく凄い人気で、このドラマを見ないとクラスの話題についていけないくらいだった。
 で、30年ぶりに見た現代版『赤い疑惑』はどうだったか? 正直なところ、全然、期待していなかったが、これが面白い! まず、大島幸子役の石原さとみがうまい。グラビアでしか見たことなかったけど、独特のオーラ、演技のうまさ、目の力…山口百恵に負けない存在感があるのだ。光夫役の藤原竜也は「ちょっと違うだろう。どうせなら坂口憲二クンあたりが…」と思っていたが、意外にハマっている。父親・茂役の陣内孝則のオーバーな演技も宇津井健の熱血演技に通じるものがある。
 リメイクとして見ても抵抗がなく、それでいて新しさがある『赤い疑惑』。これはハマってしまいそうだ。

昨日のサムライ

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 昨日はサムライTVの『NEWS侍』に大向美智子&新人の栗原あゆみと出演。久々に会う大向は果たして…「あっ、おさじい(私のこと)! 久しぶりだネー!」って、セクシーな女性に変貌したって聞いてたけど、全然変わってないじゃん! それでも、
「思ったことをそのまま言えばいいんだよ。変に考えると言葉に詰まっちゃうからね。テレビでは沈黙しちゃうのが、スタッフが一番困ることだから」
「あゆみ、何着て出る? Tシャツ、いっぱい持ってきたヨー」
 と、テレビのナマ出演初体験の栗原の面倒を見ているあたり、やっぱり大人になっていた。よかった!
 新人の栗原だが、まだ20歳。考えてみれば、初めて会った時の大向と一緒ぐらいの年齢だ。番組では、
「どのカメラを見ればいいんですか? えっ、メッセージって誰に向かってですか?」
 と、素直&天然ボケでいい味を出してくれた。
 この4月にデビューしたばかりだが、実家の焼肉レストランは女子プロレスラー御用達だから、子供の頃からプロレスに接してきて、プロレス頭を持っている。だから新人なのにアドリブが利くし、技もシャープなので、これは伸びる素材だぞ!
 そして大向は6月28日にスマックガールで総合に初挑戦する。総合用にトレーニングしてきて筋肉が増えたから、あと2キロの減量が辛いという。彼女ももうすぐ30歳…新たな何かを見つけたいのだろう。その向上心があってこそのプロレスラーだ。
 2人とも頑張れ!

明日はチャマと…

 明日は月曜でないにもかかわらずサムライTV『NEWS侍』にまたまた出演する。ゲストとして大向美智子が来るということでディレクター氏から出演のオファーがあったのだ。
 私と女子プロ、私と大向は何かピンとこないかもしれないが…私が94年夏に週刊ゴングの編集長になった時に、女子プロ関係者は「女子に理解のある人が編集長になった!」と喜んでくれたのだ。なぜなら仕事的には関わりはほとんどなかったものの、LLPWの選手たちとは飲み友達だったから。
 ちなみに初期のアイドル的・大向売り出しの仕掛け人は私だと勝手に自負している。当時、まだ新人扱いの大向だったが、その会場人気に目をつけて、LLPWのグァム合宿の際、取材にいくカメラマンに、
「大向本人に水着を選んでもらって写真を撮ってきて!」
と編集長権限の指令を出し、純白のビキニを着た大向をカラー・グラビア2ページで取り上げたのだ。
「あんなことをさせたら大向選手がかわいそう」だの「ゴングのカラーが変わってしまった」などの批判も受けたが、結果的に大向人気は上昇。私からしたら、プロレス界に人気者がひとり増えたのだから、それでいいのである。
 ここ何年か、ロクに喋る機会もないうちに大人のセクシーな女性へと変貌を遂げたらしいが、果たしてどうなのかな? もうチャマと呼んじゃいけないのか!? ちょっと楽しみな明日の再会だ。